
先週、11月28日にDr. Robert Cadeが他界された。
名前を聞いてCADE氏が誰かわかる人はほとんどいないであろうが、スポーツドリンクの「ゲータレード」を知っているという人は多いはず。
CADE氏は、1965年にこのゲータレードを開発した産みの親である。
オースティンの南の市、サンアントニオで生まれたCADE氏はテキサス大学、テキサス大学医学校を卒業後、フロリダ大学に教授に招かれたCADE氏は、フットボール選手たちの試合後の疲労度から、汗と共に失われる体内の電解質などをリサーチし、ハーフタイムにそれらを体内に補えるドリンクとして「ゲータレード」を開発した。
CADE氏がゲータレードを開発するに至ったきっかけはフロリダ大学のフットボール・コーチが問いかけた一言からだった。「先生、なぜフットボール選手は試合後オシッコが出ないんでしょうかねえ」
CADE氏いわく「その疑問がわれわれの人生を変えた」
ちなみにフロリダ大学のフットボール・チーム名は「ゲイターズ」。「ゲータレード」の名は「ゲイターズのドリンク」という意味で付いたのだろう。
ゲータレードは現在では80の国で販売されており、ビバレージ・ダイジェストの2005年のデータによると、スポーツ・ドリンクの年間55億ドル市場のうち80%をゲータレードが占めているという。
現在ゲータレードの販売権を有するペプシからの「権利使用料」で、73年から現在までにフロリダ大学には110ミリオン・ドルがもたらされている。
が、そういった金額のことより、水だけでは回復できない脱水症状を予防できるドリンクとしてゲータレードが開発された事でよりスポーツを楽しめたスポーツ愛好者の数は計り知れないであろう。

(集めているという訳ではないがたまってくるウォーターボトル)

どれも同じ時期にもらったボトルだと思うのだが、ロゴが微妙に違う。
80歳で他界されたCADE氏に敬意を込め、本日のTシャツは「ゲータレード」がスポンサーとして背中にでかでかとプリントされた「第8回伊豆大島トライアスロン」の参加Tシャツ。
この大会は私が出たわけではなく、夫が参加した。応援で行った私は大会前日にバイクコースを自転車で走ってみようとしたが、途中で道に迷って結果かなりのショートカットでスタート地点に戻ってしまい、コース体験すらできなかった。

このTシャツは、大会本部が何かのまちがいかで夫宛てに郵送してきて、大会時に同じ物をすでに夫は貰っていたので、私の分にさせてもらったもの。
何で送られてきたのだったかなあ~?その時は何か納得できる理由があったのだと思うのだけど・・・?
ちなみにフロリダ「ゲイターズ」の「ゲイター」とはワニ。フロリダにはワニがいるとは聞いていたが、義両親のフロリダにある家のそばを散歩していた時、近所の方が「ここにワニが住み着いているんだよ」と指差してくださった場所を見ると・・

いた~!ひえ~!家が立ち並ぶ中にある池にワニが住んでるの~?こりゃ、たまげいた~。