
子供のカブスカウトで「レインガター・ダービー」が行われた。
前もってみんな同じ材料の入った、ボートを作るキットが渡され、各自ボートを作ってくる。
それをレース当日持ってきて、レインガターつまり雨といに水をはったコースに浮かべ、ストローで帆に風を送り、はやくゴールさせた者が勝ちというレース。

キットの中身の材料はこれだけ。いたってシンプル。

左のような雨といを使ったコースが作られ、今回は4コースが設置された。(2コースを使って2人でレースするのを2レース同時に行える)

材料はみんな同じだが、本体をサンドペーパーでスムーズにしたり、少し削ってみたり、帆を付ける位置や帆の湾曲の具合をデザインする。この小さな違い、そして息の吹き付け方(強く吹けばいいというわけでなく、角度や位置などもスピードに影響する)によって、スピードが違ってくる。
シンプルだが、微妙な計算が勝敗に結びつくのが、このレースの面白さ。
順番を待つ子供たちが観戦席で声援を送り、先にゴールした子は飛び上がって喜び、白熱のレースが展開される。
レースは、各ランク(学年)ごとに行われるのだが、最上級の息子の組は参加者が少なく、4位まで入賞に必ずみんなが入る事態なのがレース前からわかってしまっていた。
結局、息子は2位になり2位トロフィーをいただく。それは嬉しいのだろうけど、戦って勝ち取った感が欠けるのも感じていたよう。
更に、時間がオセオセになったので、年下の学年からレースが終わった子達は帰っていいようになっていたので、最上級の息子たちのレース時は会場が閑散と淋しい~状態。
まあ、レースよりレース待ち時間に友達達とワイワイしてたのも充分楽しかったようだけどね。

左側の緑のボートが昨年ので、これで3位になった。
右側の赤いのが今年のボート。できたよ~と見せられたら、本体が赤と白で船首に日の丸が付いていた。
本日のTシャツはレガッタレースを記念して、オースティンのレイク・トラビスにある「ウェスト・ビーチ・マリーナ」のTシャツ。