
今日は月曜日だが、官公庁や郵便局などで休業となっているところも多い。
11日の「VETERANS DAY」復員軍人の日が昨日で、日曜にあたったので振り替え休日という事だ。
ベテランズ・デーは、アメリカ軍兵役に服した存命中の退役軍人を称えるための日で、オースティンでは昨日パレードが行われた。
パレードを見に行ったわけではないが、こういう戦争がかかわってくる歴史の催しなどは、米国と日本が戦った事実があるから、日本人として居心地が悪い。
だったら、米国の軍を祝う場などには行かなければいいのだが・・・
このベテラン・デーの催しが、子供の学校でも行われた。式典だけなら行かなくてもいいのだが、息子が入っている合唱部がステージ上で歌うので、親としてはその合唱を見に行きたい。

学校の講堂で、式典は行われる。
合唱隊は式の合間合間で歌を歌うのでステージ上に待機。こちらを向いている水色のシャツの軍団が合唱隊。
毎年この式典では、生徒の家族の退役(現役)軍人の方をゲスト・スピーカーとして招き、戦争などの体験を語っていただく。
30分以上は続いたのではないかと思うスピーチは、私には長くて「こりゃ子供たち聞いてないのでは・・」と思ったが、息子は「興味深い話だったじゃない」との感想。すみません、聞いていなかったの私だけ?
スピーチの後は、生徒達の親戚や家族で軍に従事した人たちの写真がスライド・ショーで流される。
大画面に映し出される米軍姿の人々の姿と、ドラマチックなBGM。
この中には第2次大戦で日本と戦った人もいるのかも知れない。そう思うと、複雑な心境になってしまって、私がこの場にいてはいけないように思ってしまうのだ。
式を見にこられた退役(現役)軍人の方たちに、子供たちが書いた感謝の手紙が手渡され称えられ、お開きとなる。
学校の廊下にも、米軍人を称える掲示が飾られる。ここにも親戚・家族の退役軍人者の写真など。

お呼びでない場とは思いつつ、私の目的は合唱部。時期的に、年度最初のステージが毎年このベテラン式典なのだ。
上の写真のとおり、今年は合唱部が盛況で部員の数が急増。新しく赴任された音楽の先生が入部資格を4年生から3年生に引き下げたのが効となったらしい。
ちなみに昨年の、同じベテランズ・デーのステージでの合唱部の写真がこれで、

こじんまり~。
人数が少なく淋しい雰囲気はあったが、息子は昨年の方が好きだったという。
昨年の先生は、輪唱など「美しく合唱する」指導を目指され、今年の新しい先生は「楽しく歌う」を目指されているように感じる。
「楽しくレベルの高い合唱」ができれば一番なのだけどね。
本日のTシャツは、米軍人の日に敬意を称し「海兵隊メモリアル協会」のTシャツ。
別に私も家族も海兵隊とは縁があるわけではないのだが・・・
日本にいた頃、サンフランシスコに旅行を計画したら、当時の英会話の先生が「両親が安く予約できる宿がサンフランシスコにあるので予約しておいてあげられる」と言うのをお願いした。
いただいた住所を元にたどりついた宿が、「退役海兵隊協会」が運営する宿だったのだ。
・・・・聞いてなかった。大丈夫か?私が宿泊しても?
宿泊には問題はなかった。
ユニオン・スクエアに近い街中にあり、外観も↓いたって普通な建物。

とはいえ多分、このような宿に泊まることは2度と無いかもしれないと、売店で売られていたのを記念に買ってしまったのが、この本日のシャツ。
日本ではファッションとしてまだ着られたかもしれないが、米国内ではやっぱり私と海兵隊は関連がないので、着られないなあ。