96 TLH3 SUMO T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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11月の第1火曜日は、ELECTION DAY。選挙の日である。
大統領選挙の実施される年にはこの日にその選挙も行われるが、そうでない今年なども、それ以外の選挙がこの日に実施される。

昨日の選挙の場合、テキサスでは16の提案課題に対しての住民投票が行われた。
一般的な話題としてわかりやすい「第15番提議」で説明する。
この15番提議は、自転車の元チャンピオンでオースティン在住のランス・アームストロングの団体などが中心となり運動を続けてきたもので、「テキサスでガン治療法研究」を提案したもの。
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↑ランスはこのキャンペーン・バスで、提議に指示の投票を呼びかけて周っていた。
「本日のTシャツ」の写真で、シャツについているステッカーは、支持を呼びかけるステッカー。
これが投票にかけられるのは、可決されれば、提案されている兆単位の費用はテキサス住民が税金の一部として負担し続けていくことになるからだ。

ガン撲滅の研究が支援されることは歓迎なのだが、研究が勧められるべき病気はガンだけではないではないか、なぜ国でなくテキサスなのかなど、反論もしたくなる部分はあるが、結果的にはこの15番を含め、テキサスの16案件は全て可決された。

さて、話はローカル選挙から更にローカルな小学校のELECTION DAYの話。
息子の小学校でも、選挙の日に「図書委員会」の役員選挙が行われた。最上級の5年生から委員長、副委員長、書記などが選挙で選ばれる。
息子は会計に立候補していた。会計の立候補者は3名。

その選挙当日の昨日、朝一番に「よりによって何故今日に」という事態が起った。
息子と友達が冗談のつもりでやりあっていた事から、相手の持っていたハサミが息子の指を傷つけてしまった。傷自体は小さいし、深刻な喧嘩で起ったわけではないのだが、出血が多めだったため先生や保健室を巻き込み、事情を説明するために校長室へ呼ばれるはめに。(冗談からの事故とはいえ、息子は被害者扱いだが、相手の子は「親に警告手紙」を出されてしまったらしい)

校長室に呼ばれただけでも今までにない非常事態なわけだが、そんな珍しい事態が起ったのがたまたま選挙の日で、息子が校長室にいる間に投票が行われてしまったのだった。
立候補者一覧のポスター掲示板に貼るポスターを、息子はギリギリに完成させたので投票直前に掲示する予定だったのが校長室にいてそれもできず、息子が立候補していることがわからない状態で投票が終わってしまった。

息子は投票のやり直しと自分自身が投票できなかったことを担当の先生にお願いしたが却下されたという。

帰宅後、ことの成り行きを「納得できない。自分は被害者で説明のために校長室に行ったために選挙のチャンスを逃したのは不公平だ」と語り、私からも先生に投票のしなおしを話して欲しいと言う。
親として、こういう時の対応は悩む。子供の力にはなってあげたいが、息子の年では親があまりでしゃばっても逆効果。投票も、実社会で考えれば再投票というのは現実的でない。

結局、息子の気持ちを理解していることを示しつつ話し合い、息子本人から先生にもう一度気持ちを伝えるしかないと結論づけ、早速先生あてにメールを書き始めた息子。
おやまあ、ライティングが苦手なはずなのに、すらすら文章をタイプしていく。
なにが起ったか、自分の気持ちはどうか、何がして欲しいのか(再投票を検討してください、が趣旨)を書いてメールを送ってみた。
多分、事態は変わらないと私には思えるが、とりあえず「できる事はやった。気持ちは伝えた」というのでおちついたであろう。

さて、本日のTシャツは、ランニングクラブTLH3の選挙を選出されたマネージメントのリストが番付け表という形でプリントされている96年版「SUMO」Tシャツ。
5月28日に載せた92年版と番付けリストが違い(当たり前)96年のリストになっていて、色違い。
(HASHのマネージメントって、選挙で選ばれるのだったと思うけど・・違った?立候補より他薦だったかも??)