
昨日書いた5kmの大会、主催しているのは「スーザンGコーメン財団」。
この財団は、25年前に2人の子供を残して乳ガンで亡くなったスーザンさんの妹さんが、姉の無念さと「この病気で亡くなる女性を無くして欲しい」という遺言を受け、乳ガン撲滅のために始めて団体。
当初は10人のボランティアで200ドルほどの資金で始めた運動だが、現在では世界中でピンクリボンの運動が行われる規模的にも、認知度的にも「もっとも成功した団体」の一つになると言えよう。
昨日記した大会を軸に、他にも多くのイベントや企業などが、この団体に協賛してキャンペーンをおこなったりしている。例えば、スーザン・コーメンの主催ではない「ダンスキン・ウーマン・トライアスロン」なども、利益の一部をこの団体に寄付をする事を謳っている。
走ったり歩いたり、体育系イベントでなくても良い。
本日のTシャツは、そういった乳ガン撲滅をめざして、スーザンGコーメン財団と協賛したイベントのひとつ、05年の「DINE OUT FOR THE CURE」のTシャツ。
開催したのは「EZブリック・オーブン」というカジュアル・レストラン。
趣旨に賛同する人は、開催日にここで外食すれば、レストラン側が、その日の売り上げの一部を財団に寄付金を贈るという事になる。
このEZブリック・オーブンという店、一時期、夫と息子が空手教室のあとにみんなで寄っていたらしく、夏休みに子供向けの読書クラブがあるという告知を見つけてきた。
それは、小学生の子供を対象に夏休みの期間に本を5冊(だったと思う・・)読むごとに、店に読んだ本のリストを持っていくと、ちょとしたおもちゃなどなどが手渡されたり、スムージーが無料になったりする。
この「夏の読書クラブ」も、特製Tシャツ↓が作られて参加景品のひとつになっていた。

そして期限終了時に規定の冊数を読破した子供達は「アイスクリーム・パーティー」に参加できる。
パーティーといっても、店のテラス部分で、認定証が渡され、アイスクリームを自分でトッピングなど好きにアレンジして作ったものを食べられる。・・だけといえばそれだけなのだけど、一応子供は達成感が味わえて、良しよね。
夏休みの読書クラブは他にもあり、一度読めば複数のクラブに「読破本」として書き込めるわけで、スーパーの読書クラブにも用紙を提出。こちらも「特製Tシャツ」。

ちなみにこの茶色の四角いキャラクターは「こんにゃく」ではなく、紙の買い物袋。中に商品が入っていて野菜の端っこがはみでているのだけど、この緑の葉っぱは多分、日本では買い物袋から飛び出す代表の「だいこん」ではないんだろうなあ。
乳ガン撲滅のイベントTシャツを作ってしまうレストラン、という話から、読書クラブの話になってしまった。
とにかく、米国は記念Tシャツを作るのが好きだなあ、と思ったりする。
米国は、そして気候的にTシャツでいられる期間が長いテキサスは、Tシャツ天国。