
10月26日は「サーカスの日」らしい。
なんでもフランスのサーカスが始めて日本でショーを行った日なのだそうだ。
いかにもサーカスなサーカスというのは、見に行った事がない。
唯一見た事があるのは「シルク・ド・ソレイユ」。
シルク・ド・ソレイユはサーカス的な曲芸をベースとした前衛芸術エンターテイメントで、サーカスと言ってしまえないが。
「シルク・ド・ソレイユ」は日本でもおなじみであろう。
私が日本在だった頃から、フジTVとの提携で「サルティンバンコ」などの公演を定期的に招聘していたので、見に行ってはいない私でも、TVでの宣伝は良く目にしていた。
来年は東京ディズニーランドに、シルク・ド・ソレイユ常駐のショー施設ができるらしい。
シルク・ド・ソレイユの公演の仕方は面白い。
ラスベガスで、5種の違ったショーを見せる公演と、フロリダのディズニーワールドに一つ、常駐公演を構えている。そしてそれとは別に、複数のショーが世界各国を巡業してまわる。
いままで日本で見られたのは、この巡業の方で、来年は日本にも常駐が加わるというわけだ。
巡業のショーにしても、出演者、衣装製作者、その他その他・・・ものすごい人数で公演にまわる。出演者の子供たちのために移動学校までついてまわるのだそうだ。
この巡業公演がオースティンに来た際、見に行った。
確か、その時に来た公演は「VAREKAI」だったと思う。巡業も複数の公演チームが同時にあちこちでショーを繰り広げる。米国では現在「キダム」「アレグリア」を始め、6種の異なったショーの公演が各地をそれぞれまわっている。全部あわせると、かなりな規模の団体になる。
ショーは、サーカスの持つエキゾチックな味も残しつつ、「元体操選手かなあ?」などと思わせるアクロバット的曲芸を芸術的構成で見せる。
一度見ておく価値はあった。
図書館で、別の公演のDVDを見つけたので借りてみたが、TV画面でみるショーの録画は、どうも最初だけで飽きて止めてしまった。やはりシルク・ド・ソレイユのショーは、公演を生で見ないと醍醐味が味わえないかも。
米国では、ディズニーワールドに常駐があると書いたが、そちらのショーは見に行かなかったが、ディズニーのアニマルキングダム内での「ライオンキング」のアトラクションを見に入ったら・・・
動物の着ぐるみを来た人たちが行うショーの動きがまさしくシルク・ド・ソレイユ!
もしかしたら、常駐のシルク・ド・ソレイユの交代要員のような人たちが、こちらでのショーを担当しているのかな?

あまり期待しないではいったアトラクションだったので、なんだか得した気分だった。
本日のTシャツは、サーカスの日を記念して「スリーリング・サーカス」のTシャツ。
シルク・ド・ソレイユではないサーカスは、オースティンに来週末やってくる。

こちらは、像の曲芸などが見られる「いわゆるサーカス」。
♪僕の恋人はサーカスの キラキラ衣装の曲芸師
小さな体が宙返り ブランコからブランコへ宙返り
高鳴る胸を押さえては 今日の呼び物さ ジンタに乗って♪・・・
ステージ101で歌われたこの歌で、「ジンタ」って何か、知った私。
ジンタッタ、ジンタッタ・・