
本日のTシャツは、02年の、今日10月12日の日付の入った「GO WITH THE FLOW 5K」の参加Tシャツ。
この大会は、血管の病気の研究を支援するイベント。
Tシャツののデザインも、循環器系の絵が組み込まれている。バックプリントは、スタンフォードのマーク「クリムゾンS」と大学のシンボル「パロアルトの木」が描かれているのがけど、木のシルエットの中に循環器が透けて見えているようなイラストになっている。
ちょっとグロテスクな感じもしないではないが・・・
ちなみに↓これがもとのスタンフォードのロゴ。

スタンフォード大学は、米国でトップクラスの名門大学である。ここに入学するのはかなり難しい。
もちろん私はスタンフォードの学生だったわけではない。ただ、スタンフォード大学の近くに住んでいただけ。
住んでいただけなのだが、大学内で行われるランニング・イベントには、外部の人間も参加できるものがあり、これもその一つだった。
朝起きて、車を15分ほど走らせて、スタート地点である大学内のアンフシアターに到着。
参加者はやはり学内関係者がほとんどらしく、人数も少ない。
朝のクリスピーな空気の中、きれいでアカデミックな香りに満ちたスタンフォード校内を走るのは、気持ちがいい。
スタンフォード大学構内には、カンター美術館やロダンの「考える人」や「地獄門」などの彫刻の庭がある。
なんとなく「スタンフォード」と「アート」とのイメージがつながらないが、ここの美術館は訪れるとほっとする空間。どこかカジュアルな雰囲気が、肩をはらずにのんびり鑑賞できて良い。
そして、彫刻が並ぶ庭園は、拍子抜けな程、彫刻が「そこにある」。
ロダンの「考える人」など、遠巻きに見ないといけない厳かな彫刻かと思いきや、気がつけばそこに立っているといった何気なさで置かれている。
「地獄門」の方は、ここで初めて見たが、圧倒的な彫刻。「考える人」はこの「地獄門」の一部なのだそうだ。
ランニングの方は、確か美術館の前を通ったように思うが、彫刻の庭の中を抜けて走るのではなかった。
走って息があがっている時に「地獄門」を見たいとも思わないが・・・
「地獄の門」ではないが、ボストンマラソンには、コース最後に登りがあって「心臓やぶりの丘」と呼ばれている。
「心臓やぶり」と聞いただけでなんだか動機がしそう。
動機、息切れ、心臓血管・・循環器病の治療研究のためサポートよろしく!で、「GO WITH THE FLOW」。
ちなみに「地獄の門」はスタンフォード大学だけでなく、世界に7つ展示されている。
後の6つは
パリ・ロダン美術館、フィラデルフィア・ロダン美術館、東京・国立西洋美術館、チューリヒ・クンストハウス、ソウル・ロダン・ギャラリー、静岡県立美術館。
日本に2つもあるなんて、知らなかった~。