
今日9月26日はオリビア・ニュートンジョンの誕生日だそうで。
私にとってのオリビア・ニュートンジョンと言えば、70年代、同級生のS君から「このレコード良いから聴いてみて」と渡されたLPが確か「LET ME BE THERE」だった。
洋楽のLPなどほとんど持っていなかった、もしかしたら1枚も持っていなかった頃で、早速カセットテープに録音。本体のLPを返したあとも、テープでよく聴いた。
この頃のニュートンジョンは、素朴なカントリーシンガーといったところ。私にとっては可もなく不可もなく、テープをBGM的に聴いたが、別のアルバムを買うなどという事もなかった。
その後ニュートンジョンは、映画「グリース」でジョン・トラボルタと競演。明るい50’sな雰囲気なイメージがどうもカントリーだったイメージと合わずびっくり。更に80年代に入って「フィジカル」が大ヒット。PVでレオタード姿で登場したのもまたまたイメージが違ってびっくり。どちらもヒットしているから、イメチェンが上手いといえば上手いのだろうか。
「フィジカル」という曲、ヒットしていた頃はサビの「フィジカル~フィジカル♪」ぐらいしか知らず、レオタード姿のニュートンジョンをちらりと目にした位なので、健康フィットネスな歌なのだと思っていた。
が、最近彼女のベスト盤CDを買って聴いて見たら、「健康になりましょう~」という歌ではなく、「身体的な関係になりましょう~」という歌だったのだと、今更、知った。
フィジカル、PHYSICALというのは身体的、物理的というような意味。
原宿や下北あたりに多いアメリカ古着の店でTシャツを物色すると、この単語がプリントされたものを目にする事があるかと思う。例えばこんなプリント。

もちろんこれはニュートンジョンが歌う「フィジカルな関係になりましょう~」というEDUCATION(教育)ではなく、シャツの雰囲気から想像できるかとは思うが、PHYSICAL EDUCATIONで、教科の「体育」という意味。
つまり、こういうシャツは学校の体操着という訳。
この写真のシャツだと、セント・アンソニー校の体操着。真中の楕円形は、中に名前を書いたり番号を書いたりするスペース。
という事で本日のTシャツは、ウェストリッジ中学の体操着Tシャツ。
PHYSICAL EDUCATIONは「P.E.」と略されるので、「今日は体育があった」などと話すときにはこの略のPEが使われる。
このTシャツも「P.E.DEPT.」と書かれているが、先にアメリカ古着屋でPHYSICALという単語プリントのシャツを目にすると書いたが、この「P.E.DEPT.」と言う表記の方が目にする事は多いかと思う。
ちなみに小中学校の先生は「**先生」という日本式な「先生」で呼ばず「Mrs.**」とか「Mr.**」と呼ぶのだが、体育の先生だけは「コーチ**」と呼ばれる。