ロンドン地下鉄T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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現在オースティン夜中の2時。書店から帰宅したばかり。
「I'm Not a Plastic Bag」を買うためではなく、「ハリーポッター第7巻」を買うために本屋に並んだ。

数日前、息子がどこかで「ハリーポッターの発売日に本屋でパーティーがある」と聞いてきた。
その後、イギリスなどでこの本の発売に向けて本屋で行列しているのをニュースで知る。土曜日が発売日だ。
調べると、発売日の土曜は、どこでも土曜になった0時01分から販売を始めるらしい。そして、その前に9時頃から「パーティー」が催される。

今日(金曜)出かけた帰りに本屋に寄って詳細を尋ねてみた。
本は、既に予約した人が今日の朝4時から整理券を受け取っていて全て終了。今からだと予約なしの整理券を貰って、予約分の人たちの列が終わったあとに<もし、まだ本が残っていたら>並んで買えるという。
とりあえず予約なしの整理券を貰っておく。
説明を見ると、予約の整理券は「緑のA~緑のZまでのあと、橙のA~橙のZ」で、そのあとに予約なしの「黄色のA~黄Z」の順に並ぶとなっていて、各アルファベットのグループはそれぞれ40人とのこと。多すぎ。

買える保障のない本を待つのは諦めるかも知れないが、とりあえずどんな様子か見てみたい好奇心にかられる。
行きたがってる息子も、本より「パーティー」に惹かれているのだと思うし。

夜10時頃、書店に到着。既にハリーポッターのキャラクターの仮装をした人などが集まってきている。
催し物はたいした事がない。ポラロイド写真を撮ってもらえたり、クイズに答えて投函すればあとで賞品があたるかもというのなど。
スカベンジャー・ハントという、店内6ヶ所を周りながらクイズに答えていくというのを息子とやってみる。が、ハリーポッターを読んでないし、映画もあまり見ていない私にはチンプンカンプンのクイズだった。
book3

後はとにかく店内をうろうろしてパーティー気分を楽しむだけ。
book2
このようにあちこちに円陣状態で座り込んで雑談したり、本を読んだり、中にはモノポリーのボードゲーム持参で来てゲームをしているグループもいた。大きな書店は本当にパーティー会場で、書店ではないような雰囲気。

集まってきているのは、中高生がメインのように思う。真夜中まで外出して友人とつるむには、こんな書店のイベントはいいチャンスなのかも知れない。この層は仮装している人も多くノリがいい。

本の売り出し時刻0時が近づくと、更に人が増えて店内はものすごい混雑。book1
そしてカウントダウンが始まり、0時01分販売開始~。本を手にした人々は、笑顔で嬉しそうに店を後にする。本当にみんな嬉しそうだ。
予約ありのAグループから列に並ぶ。係員がアルファベットをコールしていくのだが、A~Eの5グループで30分経過。う~ん、いつまでかかるのかな~?
が、Lまできたところで、次気がつくとなぜかCをコールしている。
あれ?どうやら、この支店では、予約は緑のA~Lまでしかいなかったようだ。もう店内に人はほとんどいなくなっている。
1時10分頃、ハリーポッター第7巻入手。

発売日に並んで買う、というのに実際参加したのは今回が始めてだと思う。
並ぶと言うより、書店内で好きにぶらぶらして順番を待つかたちなので、まあ悪くはなかった。
なにより、大勢の人が嬉々として集まってくるのは、やはりパーティー気分で面白かった。息子は一番好きな友達も偶然予約なしで買いに来ていたので、ずっと一緒に楽しめたようだ。
そして、本を手にした人々が嬉しそうに店を出て行くのを見るのは、何か幸せな気分にさせられた。このあと、みんなそれぞれの家で、同じ本を読むのだなあ。

本日のTシャツ、ハリーポッターものはないので、ハリーポッターの作者の国イギリスの、ロンドンの地下鉄Tシャツで。「Mind the Gap」は地下鉄の駅で車掌さんがアナウンスする、「足元にお気をつけ下さい」の決まり文句。
一緒に写っているのが、ハリーポッター第7巻と、整理券と、「パーティー」で配られたポッター風おもちゃの眼鏡とキーホルダー。

行ってみて後悔はしなくて済んだが、3時間ほど書店内をうろうろしていたので、疲れた。