
ずっと、やろうと思いつつ着手していなかった事を、ようやく始めた。
それは「アナログLPのデジタル化」。
ピーク時、800枚近く持っていたLPレコード。処分した物もあるので現在はそれより少ないが、レコードプレーヤーの針がなくなって聴くこともできず、ガレージに積まれたままになっていた。
先日、電気店の広告に「PCにつなげるだけでアナログLPをMP3化!」という商品が載っているのを目にした。
同じ広告にThe Policeのベスト盤CDのセールも載っていて、それを見たらポリスが聴きたくなったのだが、聴きたい曲は私はアナログLPで持っていた。CDを新たに買うと14ドル。PCにつないでデジタル化できるターンテーブルが140ドル。
今後同じようにCDを買い直すことがあるとすると、CD10枚購入分で、デジタル化機器の元がとれる。
早速に店に走ったが、目当ての機器は売り切れで店頭になかった。それがようやく本日入荷。
時間と多少の手間はかかるものの、ガレージで眠っていたレコードたちが蘇る。
ガレージの中で、ダンボール箱に詰められているので、どの箱にどれが入っているのかわからない。最初に引っ張り出された箱は、どうも「捨てて良いかも」を選別したらしき箱。
テストでとりあえず、その箱から「アイシクル・ワークス」の「木霊」というアルバムを取り込んでみる。
う~ん、このアルバムはあまり聴きこんでないので、初めて聴くアルバムのようにさえ思える。
テストはなぜか1曲目が入らなかったが、アナログレコードの曲がみごと、PCで聴けるようになった。
別の箱をもう一つ引っ張り出して、そこに入っていた中から、「ドアーズ」のデビューアルバムを取り込む。
実は、実際に店から機器を持ち帰り、接続し、ソフトをDLし・・という作業は夫にやってもらった。そして、「ミイラとりがミイラになる」で、ドアーズを聴いた夫は「なつかしい~(と日本語で言った)」と嬉々として自分のレコード箱をガレージで探して、ジェネシスやらを取り込み始めた。
おかげで私のPCは占領されたので、私のLPからは本日は「ドアーズ」どまり。
これからゆっくり、楽しみながら、山のようなアナログLPを生き返らせていこう。ものすごく、楽しみだ。
本日のTシャツは、現「ソニー・ミュージック・エンタテインメント」社の、アナログレコード時代のキャンペーンTシャツ。
78年の夏の、CBSソニーのキャンペーン賞品だった「カリフォルニアTシャツ」の中の1枚。
シャツ本体はMade in USA。のサーフィンプリントの下に、写真のようにかなり小さな「CBS SONY INC.」の文字がプリントされている。かなり控えめな社名プリントだが、コレがあるのとないのとで、私の中でのこのシャツの価値が全然違ってくるのだ。
私は、バイト先でいただいた。
現在、ユニクロで「The wave is forever」シリーズとして、レトロ気分のサーフTシャツが売り出されているが、このシャツは本物の70”sサーフィンTシャツ。
表の左胸にはポケットがついている。
このシャツをいただいた頃、アメリカ製nTシャツが今のようにどこでも出回っているような時代ではなかったので、いかにもアメリカなシャツ生地、プリントのシャツをいただいて嬉しくて、ずっと大事にしてきた。
このシャツも、見るたびに78年頃の空気が流れるような、思い出の1枚。