
映画「Memoirs of Geisha(邦題SAYURI)」を見る。
題材的にはあまり興味がない分野だったが、アカデミー賞でも評価された作品であるから観ておこうかなと思ったのと、もう一つの理由は近所の奥様。
この方、ご主人が仕事で日本に何度も出張されていて、ご家族で日本旅行もされている。お宅には、日本刀や日本の絵画が飾られていたり。
その奥様に以前「昨日メモワール・オブ・ゲイシャ観たわ。」と言われた。その時私はまだ観ていなかったので話にならず、話題が変わってしまったが、映画で日本がどう描かれているのか、「日本人女性であるあなたもああなの?」のようなネガティブな描き方がされていたりしないか、気になっていたのだった。どのような日本が描かれているのか、確認しておかないと、と。
映画は、子供時代が描かれる序章部分は暗くて、これは最後まで見られるかなあ、と思ったが、渡辺謙が出てくるあたりから、展開がどんどん面白くなっていく。
芸者はアートである、と語られるが、そううプロ意識が描かれる踊りなども美しく、見入ってしまった。
ストーリーの最後が、なんだか突然そうなって終わりか?という気がしないでもなかったが、アカデミー賞の美術、衣装、撮影の3部門で受賞するだけある、アート的にも美しく、観終わったあと「観てよかった」と思う映画だった。
ただ、日本人の話で日本が舞台の映画なのに、みんなが英語で話しているというのは、やはり違和感だったけど。
芸者のTシャツなんて・・・・持っている。
本日のTシャツは、TLH3(ランニング・クラブ)の、93年6月の500回RUNの記念Tシャツ。
ランニング関連のシャツに、何故に芸者なのかよくわからない。芸者と走り、イメージがあまりに合わない気がして、これで走ったことはほとんどない。
映画が劇場上映されていた頃、映画をイメージした香水も、Bath & Body Worksで売られていた。

こちらはイメージにあった商品。香りは私にはちょっと・・・だったけど。