
女性ロッカーの草分けとして、スージー・クワトロとランナウェイズの曲が流れている。懐かしい。
どちらも姉御的強そうな印象の女性ロッカー達だ。
スージー・クワトロはまあ好きだったが、ランナウェイズの下着のような衣装はどうも好きにはなれなかった。
女性ロッカーは、彼女達がはしりというわけでもないような気がする。例えば、ジャニス・ジョップリンなど。ちなみにジャニス・ジョプリンはテキサス生まれで、テキサス大学オースティン校に入学している(ドロップアウトしたので卒業はしていない)。ジャニスが歩いたとこを今私が歩いてるかもしれないのか~。
私が好きな女性ロッカーは、もう少し後の時代に多い。
プリテンダーズのクリッシー・ハインド。この人も「姉御」の雰囲気漂うロッカーだ。クリッシーのボーカルやスタイル(服装なども含め)がかっこいい。80年代の始まる頃に出てきたバンドだが、最近でも活動しているのをTVで見かける。いまだに黒のノースリーブTシャツに黒スリムパンツだったりして、なんとなく嬉しくなる。
トーキング・ヘッズのベース、ティナ・ウェイマス。トーキング・ヘッズは、まだブレイクする前に来日公演に行った。
それほど大きな会場でもなかったが、それでも満席ではなかった。ステージもセットなどなくシンプル。だが、緊張感ある演奏はすばらしかった。このステージで、キュートなティナがベースを抱えたままバック転を披露した。驚いた。
その後、トーキング・ヘッズが売れて、音の作りもステージも衣装も、凝ったものになっていったが、ドレスのような衣装を着た「おとな」のティナではなく、NYのアート・ガレージ・バンドの匂いがプンプンするシンプルな時代の、あのバック転をしてニコニコしてたティナが忘れられない。
パティ・スミスもNYのアートな雰囲気がなんともいえない。細い体でパンクなパワーがありながら、どこか哀愁の漂う曲も多く、好きだ。数年前日本のロックフェスにも出ていて健在のようだ。だが、若い頃の不気味な雰囲気がマイルドになってまった感がある。
もうひとり、上記の二人のような「好き」ではないが、ボニー・レイット。
ボトルネックでギターを弾きながら歌う姿は、「酒場」がピッタリな、飲み屋にいるおかみさんのような雰囲気を感じるのだが、その独特感が味があって良い。ボニー・レイットも今も活動を続けている。
「ロッカー」というのでなければ、カーリー・サイモン、キャロル・キングなどなど・・・洋楽女性も好きなアーティストは数え切れない。どうも70年、80年代のアーティストが多くなってしまうが、最近ではK.T.タンストールがお気に入りである。
本日のTシャツは、ラジオの女性ロッカー特集で流れていた、ランナウェイズのデビュー・ヒット曲「チェリー・ボム」から、チェリー→さくらんぼで、90年の山形県寒河江市「さくらんぼマラソン」Tシャツ。
「寒河江市走ろう会」の方々から、グァム・マラソンの場でいただいた物。
さくらんぼの産地、寒河江市では、さくらんぼの種飛ばし大会などもあると伺った。
「♪チェチェチェチェチェチェチェ・チェリー・ボーム!♪」と、ランナウェイズの曲を思い浮かべながら種飛ばしするのも、いいかも?