
♪もしも僕の背中に羽が生えてたら
僕はお空のお星様を拾い集めて
かわいいお前に首飾りを作るんよ♪
TVの録画が満杯になり、見て消去しなくては新しい録画ができないので、夜中、半分寝ながら「フォークの達人」を続けて見る。
以前にも書いたが私のところでは日本の番組が遅れて放送されるので、日本では昨年9月頃に放映された「五つの赤い風船」と「山崎ハコ」だ。こちらでは先週と今週放送された。
オリジナルでは、その間に「加川良」があるのだが、スキップされたようだ。(著作権などでこういう事はよくある)残念。
五つの赤い風船は、最初の部分は流して聴いていたのだが、後半、再結成された五つの赤い風船としての演奏の部分からが懐かしかった。「もしも僕の背中に羽が生えてたら」「まぼろしの翼と共に」「これが僕らの道なのか」「遠い世界に」などなど、昔レコードで聴いた曲が流れてくる。
聴いていてふと思った。ボーカルの青木まり子さんの歌い方が、イルカさんに似ているのだ。
76年頃、イルカと西岡たかしのジョイントコンサートに行った。

確か一曲目が「風がなにかを・・」だったと思うのだが、記憶にあるイルカさんの歌い方と青木さんの歌い方が似ている。そう思っていたら青木さんが「世の中のお母さんの気持ちはこうではないでしょうか」というMCの後歌い始めた「お母さんの手」という曲が、イルカ作の曲だった。やはり歌い方声質など、どこか同じタイプだと青木さんも思っていらっしゃるのか、単なる偶然か。
「血まみれの鳩」は確か西岡さんがコンサートで「この曲は女性のパートが低いので歌うのが難しいがイルカさんはすごい」というようなことを言われていたと思う。その曲も青木さんバージョンで歌われた。番組が終わった時、青木さんのボーカルが心地よくて楽曲部分だけMDに残しておくことに決めたので、結局視聴はしたがMD化するまで録画が消せなくなってしまった。
続けて、もう目が開けていられない睡魔の状態で「山崎ハコ」を見る。ハコさん・・なんだかビックリした。
ハコさんは、「望郷」「織江の歌」くらいしか知らなかったので、それ以上のコメントは書かないでおこう。
本日のTシャツは、五つの赤い風船の曲♪もしも僕の背中に羽が生えてたら♪から、背中に羽が生えているTシャツ。93年の「小笠掛川マラソン」フルマラソン完走Tシャツ。
この年、前月に走り込みすぎて足がおかしいのに気付いていたが、このマラソンでシーズンが終わるので、大会前の2週間ほどは走らずエアロバイクで心肺機能レベルを維持して完走のみを目指した。
この大会、5時間以内にゴールすると完走Tシャツが手渡されるが、1秒でもオーバーすれば参加Tシャツも何もなしなのだ。スタート前にTシャツのデザインは発表されていたので、「天使になりたい!羽の生えたシャツを手にしたい!25kmまで我慢して走って残りを歩いて制限時間切れるだろうか?」とずっと思いながら走った大会だった。
大会帰り道、すでに足が動かなくなってしまった。診断は右排腹筋断裂で全治3週間。ギブスで固めて足を動かさないようにして筋肉が再結合するのを待つ。入院を勧められたが自宅療養を選んで泣きを見た。松葉杖があるから大丈夫、と思ったが、そう簡単ではなかった。天使の羽Tシャツを手にして、しばらく走れなくなった、そんな大会。
♪もしも僕の背中に羽が生えてたら・・ 松葉杖なしでも動けたなあ。