93 NYCフランスチーム T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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今日のラジオは、フレンチ・ポップスを流している。
♪私は夢見るシャンソン人形~♪(がフランス語で)
♪ホリデー・オー・ホリデー~♪
フランス語は全くわからないが、この頃のフレンチポップスは曲だけでも何を歌っているか想像できるような、なじみやすいメロディーで違和感なく聴いてしまう。

ミッシェル・ポルナレフは懐かしい。70年代、ヒット曲を次々出していた頃、クラスメートのYさんが彼の大ファンだった。ポルナレフが来日した際、コンサートを見に行った彼女は、鴨川の川辺でサッカーをしているポルナレフを見た、と言っていた。
どうも私には、あのふさふさ頭と繊細そうな口元のイメージから、ポルナレフとサッカーのイメージが結びつかなかった。イメージがあわない話だったゆえ、いまだにYさんの話が記憶に焼きついている。

サッカー好きなミュージシャンで、もうひとり、私がサッカーのイメージと合わないと思ったのが、ロッド・スチュワート。
今そうやって思うと、どうもその頃の私は、長髪ふさふさでサッカーは合わない、と思っていたのだろうか。

などと思っていたら、ラジオからロッド・スチュワートの「マギー・メイ」が流れてきた。
はっ!先程まで、フランス語の意味がわからなくても曲でなんとなくイメージがわくフレンチ・ポップス,、などとうっとり聴いていたところに、この曲がかかるとは。

「マギー・メイ」は昔聴いていた時、英語の歌詞など気にせず、メロディーだけで「切ないラブソング」なのだろうと、しみじみ聴いていた好きな曲だった。
昨年、この曲がはいった「Unplugged」というCDを買った。この時、この曲の歌詞が聞き取れるようになっていた。
意味がわかって愕然。この曲、若い男が「新学期が始まるから行かなくちゃ。朝日がのぼって顔を見ると年がわかる」「マギー、君の顔を見なきゃよかった。そろそろ帰るね」と歌っている歌だったのだ。
意味を知ってしまうと、なんだか興ざめで、もう聴きたくなくなってしまった。

トゥトゥプマシェリマシェリ♪などと、知らないフランス語を適当に歌っていてはいけないのだと、私にとっては、水を差される選曲であった。。。

本日のTシャツはフランスもので。93年ニューヨーク・マラソンのフランスチームのシャツ。
今でも行われているかわかないが、NYマラソンの前日のイベントRUNの後、各国のランナーがTシャツを持ち寄り「Tシャツ交換会」がくり広げられる。日本の大会の「健康マラソン大会」などといった文字が日本語で入っているシャツなど、外国のランナーには珍しくて人気となる。それぞれ言語がわからないまま、交換の駆け引きをするのも面白い。そして最後には明日のマラソンをお互いがんばろうね~と言い合って別れるのが、マラソンの気分を盛り上げてくれるのだ。
このシャツ、フランスランナー達が毎年おそろいで着ていて、交換して欲しかったがなかなか取引に応じてもらえなかった。やっと交換してもらったこのシャツ、その時は「やっと手に入れた」と勝利気分だったが、こしがなくサイズも大きい。意地になってなんとしても欲しいと思ったフランス・シャツだったが、後で少し後悔した「Tシャツ交換戦利品」。