92 ロードレース千倉 T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日、テキサス大学のホールでCHICAGOのコンサートが開催される。

私がCHICAGOの曲と始めて出逢ったのは、日本語でカバーされた「サタデー・イン・ザ・パーク」だった。
70年代、NHKで「ステージ101」という音楽番組があり、その番組ではよく洋楽のロックやポップスが歌われた。まだ家庭用ビデオなどない時代である。私は毎週、テレコのマイクをTVの前で持ち、カセットに録音し、気に入った曲を繰り返し繰り返し聴いたものだった。そうやって出逢った曲のひとつが、CHICAGOの「サタデー・イン・ザ・パーク」だった。

♪土曜の公園 ああ、お祭りだった・・
♪俺が待ってた この・・
♪陽の光あふれる中を (人は笑い歩くのさ?)

「ステージ101」では洋楽を日本の歌詞に変えて歌われることも多く、この曲も確かこのような日本の歌詞で歌われた。今思い出せるのは、上に書いた部分くらいである。

「ステージ101」で出逢った多くの楽曲は、その後オリジナルを探して聴きこむことになる。CHICAGOも例外にあらず。
「サタデー・イン・ザ・パーク」の入ったベスト・アルバム「CHICAGO IX」は愛聴盤となった。
1曲目の「25or6to4」のスピード感ある演奏から、ブラスとピアノの掛け合いのイントロが始まり急にリラックスした曲調に移る2曲目「いったい現実を把握しているものはいるだろうか」このあたりが、なんともいえない。ピアノがウキウキする「サタデー・イン・ザ・パーク」は言うまでもない。

CHICAGOは、73年に来日した際「ステージ101」にも出演してインタビューに答えている。
が、そのインタビューにも出演したギターのテリー・キャスは、78年、自宅で銃が暴発して他界してしまった。暴発事故というが、どうもロシアン・ルーレットらしい。そのニュースを聞いた時、音楽好きのT君が「一番バカバカしい死に方だよ・・」とポツリと淋しそうに言ったのを今でも覚えている。

その後、「素直になれなくて」など、美しいバラード調の曲が日本でもCMソングに起用されるなど、ヒットを出しているが、私はやはり初期の、ブラスロックの勢いある演奏のCHICAGOが好きだ。

昨年発売された最新アルバムのタイトルは「CHICAGO XXX」。タイトルのローマ数字記載もなんとXXX(30)にまでなったのか。メンバーは入れ替わってはいるものの、67年にバンドが結成してから、今年40年目という長寿バンドだ。

本日のシャツは、92年「千倉ロードレース」ハーフマラソン参加Tシャツ。なぜ千倉がCHICAGOか。
写真を見ておわかりいただけるかと思うが、このシャツを手にして最初に思ったのが「CHCAGOのロゴに似てる!」だったのだ。
今ロゴを並べてみると、う~ん、似てるというか、CHIで始まる筆記体だから似てしまうというだけの事だったみたいだ。