CRIME FIGHTERS T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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近所にはためく国旗と州旗。今日はそれが半旗になっていた。バージニアの大学での乱射事件の犠牲者の方々への弔意だろう。
32名もの犠牲者が出たこの事件の翌日、日本では長崎市長が凶弾に倒れ、銃による事件があいついだ。

銃社会、といわれる米国。このような事件が起るたびに、銃規制の容認派と反対派の論議になる。

自分が住んでいる「テキサス州」オースティンの住環境ならぬ「銃環境」はどうなのかと考えてみた。
オースティンでは先週、銃による事故がニュースになったばかり。6歳の子供が、自宅の裏庭のトランポリンで遊んでいて、撃たれて亡くなった。誰が撃ったのか謎であったが、近くの(といってもすごく近いわけではない)ハンティングを趣味とする人が自分の庭で標的を練習で撃っていた流れ弾が、子供のところまで飛んでしまったものだとわかった。

ハンティング。
オースティンの南、BUDAという街に2年前大きなアウトドア・ショップが開店した。メインはハンティング用品のようだ。私は行った事がないが、新聞に広告が時々入ってくるのを眺めていると、ライフルをはじめ、見張り台や双眼鏡や、いろいろな狩猟用品を扱っている。驚いたことに、肉スライサーや挽肉作りマシンまで扱っている。ひえ~っ!ハンティングで獲物をしとめたら、その場で調理するのか!よく考えれば、釣りをして魚を料理するのと同じような事なのではあるのだろうけども。。
そんな店ができるくらいなのだから、ハンティング人口も少なくはないのだろう。

ハンティングをする人も、普段はライフルを担いでいたり、それとわかる服を着ていたりするわけではない。普段見ていると、ハンティングをしそうなご近所さんは、いなそうなのだ。
が、以前住んでいた家の近くで、ガレージでボヤが起きた家があった。その際、燃えるガレージの中で、ハンティング・ライフル用の弾が爆ぜてパンパン音を立てていた。また、今のご近所の方が以前「今週末はハンティングに行くから・・」と言われていた。
普段、銃など関係がなさそうなご近所の家の中にも、ライフルなどが保管されている可能性は少なくないのかも知れない。やはり、ちょっと怖いものがある。

本日のTシャツは、オースティンとその周辺市街のポリス(警察官)やシェリフ(保安官)のバッジデザインがたくさんプリントされた「CRIME FIGHTERS」(犯罪と戦う者達)Tシャツ。(ちなみに一緒に写っている銃は、写真デザイン用のオモチャ。本物と間違われると危ないので、こういう物はオモチャでも子供には絶対持たせない。)
これだけ警察のバッジ・プリントが付いているシャツを着ていれば、撃たれずに済むかもしれない。
ん?ボブ・マーリーやエリック・クラプトンが歌っていたなあ ♪I SHOT THE SHERIFF~♪ いやはやシェリフでも撃たれるのじゃダメか。


バージニアTECH大学の犠牲者の方々、その他銃の犠牲になられた全ての方々の、ご冥福を祈る。