ハミルトン島 T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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オースティンでは、「SPAMARAMA」というイベントが毎年行われる。今年で29回目だ。
これは、「SPAM」という、食べ物の祭典で、会場ではSPAMを使ったレシピ・コンテストや、SPAMの缶詰を積み重ねて落とさないように徒競走するなどのSPAMオリンピック、SPAM早食い競争、そして、ブタ声そっくりコンテストなどが行われる。今年も先週末開催された。

SPAMというのは、ハムとポークをミックスして味付けしたものの缶詰。缶を開けそのままパンに塗ってサンドイッチにしても食べられる調理加工済みブタ肉食品。日本でも「ランチョンミート」などと呼ばれ販売されていると思う。オリジナルの他、減塩、辛味、にんにく味など、味付けのバリエーションまで発売されている。

なぜか、ハワイと沖縄で人気があるという。沖縄などでは、SPAMを具にした「スパムむすび」というのもよく作られるらしい。SPAMのメーカーでは、押し寿司を作る箱のような「SPAM MUSUBI」という商品まで発売している。

SPAMは、そういう加工肉缶詰なのだが、現在ではスパムと聞くと、e-mailの「スパム・メール」の方をイメージする人の方が多いであろう。スパム・メールのスパムは、この缶詰「SPAM」が語源なのだそうだ。
英国のコメディ番組で、レストランに入った人が「スパム」「スパム」と連呼を聞かされ仕方なくスパムを注文するというコントから、大量に発信される迷惑メールを、スパム・メールと呼ぶようになったという。
呼ぶようになった、って、いったい誰が最初にそう呼んで、どうやって定着していったのかが不思議に思うのだけど。

毎年、オースティンでこの「SPAM祭り」が開催されるので、私はオースティンがSPAM発祥の地だと、なぜかずっと思い込んでいた。が、メーカーのホーメル食品と言う会社は、ミネソタ州にあると気がついた。そういえば、オースティンにそのような缶詰工場があるように思えない。調べてみたらSPAMを発売しているホーメル食品の住所が、ミネソタ州オースティンだった。
オースティンはオースティンでも、オースティン違いだった。

本日のTシャツは、ブタ肉SPAMから、ブタブタコブタがリゾートしている「HAMILTON(ハミル豚?) ISLAND」のTシャツ。
この柄を見ると、ブタのピンク色が、急激に日焼けをしたように思えて「ブタさんたち、今夜肌がヒリヒリするよ~」と、余計な心配をしてしまうのだが、蛍光色のプリントが「ビーチ」「まぶしい太陽」を思い浮かばせてくれるウキウキするプリント。

MADE IN AUSTRALIAのシャツだが、肩に縫い目がなく、前身ごろと後ろ見ごろが一枚のつながった布地で裁断されているのが珍しい。W先輩からオーストラリア土産にいただいたもの。かなり前だけど、いつだったのか・・? ブーブー!(おおきに!)