FM東京 T | 今日もTシャツ@TEXAS

今日もTシャツ@TEXAS

コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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♪ 若い頃、好きな曲がかかるのを待ちながら よくラジオを聴いた
好きな曲がかかると 一緒に歌い 微笑んだものだった
そんなに昔のことではないけど あの曲たちはどこへいってしまったのか
でも 大好きだった曲が戻ってきた 久しぶりに会う友達のように ♪

カーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」の歌詞。今日はそんな気分だ。
60、70年頃のポップスがかかるラジオ番組を聴いた。どの曲も懐かしい。そしてその番組で「イエスタディ・ワンス・モア」も流れた。
ラジオから流れるカーペンターズを、つい一緒に歌いながら、「そう、私も昔好きな曲がかかるのを待ちながらラジオをよく聴いたものだった」と懐かしい思いに微笑んでいた。
音楽とは不思議なもので、昔良く聴いた曲などが、今ラジオから流れてくると、時を越えてその曲を良く聴いていた頃にタイムワープしたかのような気分で一緒に口ずさんでいたりする。

ラジオの楽しいところは、何が流れてくるかわからない玉手箱なところだ。自分でCDを選んで聴く、というのでは味わえないものがある。今日もそうだった。例えばジャン&ディーンの曲、カセットテープがあるはずだがずいぶん聴いていないなあ。そんな曲がラジオから突然流れてくる。こういうのが楽しい。

ラジオとの付き合いは、小学校高学年の頃、父の小型ラジオを布団の中に持ち込んでAM放送で歌謡曲を聴いたのが始まりだった。
その後、洋楽リクエストで知っている洋楽がかかるのを待ったり、深夜放送を聴きたくて遅くまで起きてたり、FM放送をカセットにエアチェックしたり・・・ラジオとのつきあい方も知らず知らず変化を遂げていった。
青春時代、どこかで必ずラジオが流れていた。

RCサクセションが歌う「トランジスタラジオ」。授業をサボって屋上で海の向こうの曲をトランジスタラジオで聴いている、というこの曲。この曲ののんびり感が、ちょうどその頃の時代の空気。

今日のTシャツは、70年代の「FM東京」のTシャツ。
雑誌「FMレコパル」の懸賞で当選した。
赤い文字はフロッキー(植毛)プリント。シャツ本体はWAY-OUTブランドで、肩も伸び止め縫いがしてあり、懸賞品としては質が良かったのも嬉しかった。Lサイズだったのが残念だったが。

FM東京は、現在では名称が東京FMに変わっている。
FMレコパル、週刊FM、FMfan、FMステーション・・・、エアチェックにはかかせなかったFM雑誌。「エアチェック」という言葉と共に、FM雑誌も姿を消して久しい。