
会計年度末、3月の平日も今日で終わり。まだまだ期末業務で忙しい方も多いことだろう。
そんな期末も押し迫った先日、昔勤務していた会社の上司Sさんが、今月末で退社されると聞き、驚いた。
退職といえば、今年は団塊世代が退職を迎える「2007年問題」と言われる年だ。
今日のニュースでも、地震の災害にあった石川県で、今月末に市職員の7%にあたる45人が退職するので、復興に支障を及ぼす、という記事があった。
職場や経済でひずみが出るという懸念の一方、この大量に定年を迎える団塊世代の、今後のライフスタイルを狙って製品やサービスがいろいろと考えられていて、今後この層を狙った市場は活気を見せそうでもある。
先日、フロリダの、退職後の人々向けに作られた地域に行ってきた。
ゴルフコースとテニスコートを中心に住居が取り囲み、そこに住む多くの人が退職後の生活を謳歌されている。
気候の良いフロリダでこんがり健康的に日焼けした顔は、穏やかでフレンドリー。友達と外食に出かけたり、それぞれの家を訪問しあったり、楽しそうだった。
友達に囲まれ健康で楽しい定年後。ひとつの理想的暮らし方だろう。
それにしても、米国でこのようなリタイア・コミュニティに多く見かけるのが「ゴルフ」「テニス」なのは、うなずけるのだけど、ちょっとワンパターンすぎないかと思ったりもする。それとも、今はゴルフをやらない私でも、今後いつのまにかゴルフクラブなど握るようになっていたりするのだろうか?
本日のTシャツは、お世話になった上司Sさんに敬意を表しながら、の一枚。