千葉市TRPGサークル 活動記録 -17ページ目

千葉市TRPGサークル 活動記録

サークル活動記録です

■第38回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2017年10月8日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉市生涯学習センター
 
Ⅲ活動内容
 セッション
 
Ⅳ参加者 計14名
 乙ハヂメ、量産型小市民、ヨッシー、lamancha、ガリュー、陸、あやこ、朧竜、茅、はち、シグナル、NH、如月テンマ、飯田(見学者)
 
Ⅴ活動内容詳細
 
以下3卓にて実施。
 
第1卓:「トーキョーN◎VA-X」GM:量産型小市民さん
第2卓:「迷宮キングダム」GM:ガリューさん
第3卓:「深淵 第二版」GM:乙
 

 

詳細は下記の通り。

 

第1卓:「トーキョーN◎VA-X」GM:量産型小市民さん

 

■シナリオ「Expendable Dool」

■アクトトレーラー

N◎VAではアイドルだってひとつの“商品”。
企業の黒い陰謀と、“美しさ”の名の元に、
一人の歌手が飲み込まれる。
そして闇は、姿を変え生きる“偽りの少女”にも忍び寄る。

アイドルが企業の糸につられて踊る操り人形なら。
その糸を断ち切るのは善か、悪か。

トーキョーN◎VA The Axleration
『Expendable Dool』
今、運命の幕が上がる。


◎キャストの紹介と見所

▼”戻ってくる鉄砲玉”御陵 刑士郎(みささぎ けいしろう)
    カブト◎、カタナ、カゲ●
大学を今年卒業した新卒サラリーマン。
芸能事務所に就職したと思ったら突然他社の”営業活動”を受け仲間は全滅。
そのままドス1本で”営業”を見事やり返した。

つまりは、河渡連合のフロント企業に入社し、適合してしまった
ナチュラルボーン鉄砲玉。

今日はとある男からの依頼で、姿を変え生きるアイドル「松岡聖」の護衛につくことになる。

特徴的なのは、ヒロインである松岡聖との距離感だった。
突き放してしまいもせず、親身に触れ合い、しかし自分の事務所からは1線を引かせるという、
難しいロールプレイをうまく演じていたのが印象的だった。


▼孔 瑞麗(コン・ルイリー)
    ニューロ◎、ミストレス、マネキン●
とにかく、お兄ちゃんラブで他には目もくれないキモウト。
お兄ちゃんのためには何でもするが、他にはあまり興味がない気分屋である。

今回は、兄の友人である”ステイルメイト”の紹介で、
いやいやながらも歌手『MAKI』のデータを調べることになる。

ヒロインの松岡聖に対してはどこか突き放すような態度をとっており、それはそれでキャラが立っていた。
また、クライマックスの「完璧な妹」vs「完璧なアンドロイド」対決はなかなか見所であった。


▼”お茶くみ係”ウォルター
記憶喪失だったところを千早に拾われた、過去のわからない男。
自分の記憶を取り戻すため、そして何より小上紫乃への個人的恩義のため、今は広報処理課第3班に属している。

性格は意外にウェットで、調査の結果わかったアイドルたちの悲惨な死に憤ったり、
寄る辺のなくなった聖の保護を申し出るなど、あたたかな感情が見受けられた。
ただ、残酷なだけのクグツではない。

 


第2卓:「迷宮キングダム」GM:ガリューさん
 

 

 

第3卓:「深淵 第二版」GM:乙

 

■シナリオ「白猫の館」

■予告編
「願いを叶えて欲しい?」
《白猫の公女ヴェイレイ》は少女たちに微笑む。
それは悪夢の始まり。
少女たちは、叶わぬ願いを果たすために、魔女が住むという白猫の館へ向かう。
「すべての部屋を綺麗に掃除できたら、あなたがたの願いを叶えてあげる。約束できるかしら?」
 

 

■各PC紹介

 

PC①:アリソン PL:茅

テンプレート:少女

運命:

【64】探し求める仇

【90】友殺しの予言

+【27】呪われた魔剣→解消

 

8年前に二国間で行われた戦で父を亡くし、以来父を死へと追いやった戦争、そして戦争に関わる全てを漠然と憎んでいる。表面上は争いを好まぬ優しい性格であるが、その実友殺しの予言を幼い頃に告げられている。

 

白猫の館での試練を越え、《白猫の公女》ヴェイレイに願いを叶えて貰う際に、彼女は「父が死んだ戦争に関わった全ての人間の死」を願った。

白猫の館を去って一月。村娘の貴族令息への嫁入りの日、村人が一人ずつ糸が切れるように倒れてゆく様を見る。近寄ってみれば、皆一様に息を引き取っていた。

 

彼女の前に白猫が一匹姿を表して言う。

「戦争に関わった全ての人間っていうことだから、どこまで殺すべきが判断つかなかったから二国の全ての人間を殺しておいたわ」

 

結果として、彼女は友殺しの予言を果たし、望まぬ形で復讐を果たした。

一人誰もいない村に取り残された彼女は、逃げるように旅立ってゆく。

 

 

PC②:ヴィオラ PL:はち

テンプレート:少女

運命:

【83】破滅の予言

【26】妄想

+【27】呪われた魔剣→解消

 

貧しい村に生まれ育った少女であるが、都の華やかな貴族の暮らしに憧れており、それが妄想となって彼女の思考を大きく占めてしまっている。破滅の予言を下されており、いつその日が来るのか不安に怯えながら暮らしており、もしかすると妄想はその恐怖からの逃避なのかもしれない。

 

白昼夢に導かれてたどり着いた白亜の屋敷と、その女主人の姿はまさしく彼女の妄想通りの「綺羅びやかな貴族の暮らし」そのものだった。試練をこなしながらも、彼女の願いは友人の救済以上に自分の妄想の実現に次第に移ろってゆく。

 

幸いにも一人ひとりの願いを叶えることを約束した《白猫の公女》ヴェイレイに、彼女は「誰もが羨む貴公子への嫁入りの実現と、それを村中から祝福されること」を願う。

その夢物語の様な願いは館から村に帰った翌日には現実のものとなり始める。偶然やって来た領主の息子に見初められ、あれよあれよと言う間に嫁入りが決まり、一月後には村中がお祭り騒ぎの中都へと嫁入りへと向かうことになる。

 

嫁入りの前日。「今日も滅びの日は来なかった」と、己の破滅を恐れながらも無事一日を乗り越えられたことに安堵し、翌日への期待に胸を膨らませて眠りにつく。

そして嫁入り当日。願いを成就されたことを実感しながら村を離れたとき、彼女の命は友人の願いによってあっさりと刈り取られていった。

 

 

PC③:セラ PL:飯田

テンプレート:少女

運命:

【78】王者の相

【80】冬の気配→消滅

+【27】呪われた魔剣→解消

+【34】死の約定

 

生まれながら支配者としての風格と資質を持った少女。しかし、大人たちですら従えて当然の日々は彼女のなかに一種の厭世感を植え付け、寒々しい諦念をもたらしている。

 

白猫の館における試練の最中、暗がりの中で彼女は悪夢を見る。真っ暗な暗闇の中、トカゲのような妖魔に跨る漆黒の騎士に追い立てられる夢。決死の覚悟で振り向いた彼女に騎士は言う。

「王者の相を持つ者。我が願いを継ぎ、北原の覇者となれ」

巨大な剣を向けられ、脅迫にも近い状況であったが、その一言で彼女の中の何かが変わる。

悪夢より目覚め、暗がりより脱出してみると、彼女の髪は一房、青色に変色していた。

 

試練の代償として、彼女は再び黒騎士に見えることを願う。

黒き翼の騎士カーブリス、彼女は騎士の言に従うことを決意する。胸の中を吹きすさぶ冬の気配を掻き消すために。やがて愛するものをその手で殺める運命さえも受け入れて……

 

彼女は黒き魔剣を携え、一人北へと旅立ってゆく。

 

 

PC④:シルヴァーナ PL:lamancha

テンプレート:少女

運命:

【70】遺された瞳

【72】失踪→消滅

+【27】呪われた魔剣

+【65】幻視

 

多彩の瞳を持つ、妖精騎士の末裔。同じ血を引く母は8年前に無くなり、時を同じくしてやはり同じ血を引く兄が失踪している。

立派な妖精騎士となることを願っているが、先達が無くどうすればいいのか、指標が無いことが本人すら気づいていない悩みなのかもしれない。

 

白猫の館における試練の最中、彼女は白昼夢を見る。くたびれたロバが彼女に言う。

「立派な妖精騎士となりたいのならば、妖精騎士としての使命を果たせ。都市を築き、人を守れ」

続けてロバは言う。

「お前がもしそう望むなら、私が力を貸そう。その代わり、お前の都市には私の像を立てるが良い……」

掻き消えてゆくロバの姿。しかし、彼女は以後事あるごとにそのロバの幻影を見ることになる。

……それは死せる魂の侯爵サミギナ、自分の利のために、敵対する妖精騎士にも力を貸す魔族と知らず。

 

彼女は女主人に、魔族の呪いで苦しむ友人の救済ではなく、同じように苦しむ人々を助ける術を求めた。

女主人は言う。「あらゆる魔族の呪いを解くという、都合の良い方法はない。解呪の方法はそれぞれ。まぁ、最も簡単なのは、掛けた本人を殺すことかしら?」

そして、彼女は少女に魔剣としての力を持つ指輪を与える。

「後は、アナタ次第」

 

村に戻った彼女に、サミギナは言う。

「各地の魔族を信奉する教団を潰して廻るのが良かろう。呪われた者たちを開放し、汝の修行にもなろう」

 

今まで照らされなかった、妖精騎士への道。それが示された時、少女は未来の騎士として旅立ってゆく。

自分を導く存在が、やはり魔族の一員と知らずに。

 

 

■GM所感

病の友人を救うために魔女が住むという館を訪れる少女たち。

しかし、館の試練を経る中で、己の中に欲望を見出し、やがて葛藤に心を焦がしてゆく……

 

といった粗筋となる深淵「白猫の館」でございました。

今回は各PCの殆どの運命がエンディングに連鎖的に紐解かれ、なんとも劇的な結末になったかと。

 

何度めかの深淵マスタリングということで、今回は意識的に夢歩きの際に各PCへの質疑を多めにすることを留意しておりました。

少しでも各PCの欲望、願いを引き出し、物語の葛藤や現状との格差を際立たせられればと思っていたのですが、如何だったでしょうか?

個人的には、ご参加頂いたPLの皆様のご協力もあり、いつも以上に内面を深掘りでき、シナリオとエンディングが不可分に結びついた濃密なドラマが描かれたように思います。

 

面白いことに、何度行ってもマスタリングの技術的な改善点が発見でき、また次の機会があればより良いGMとして深淵を回したいと思います。是非またご一緒ください!

ご参加いただきありがとうございました。

 

(10/10 一部更新)

■第37回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2017年9月10日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉市生涯学習センター
 
Ⅲ活動内容
 セッション
 
Ⅳ参加者 計15名
 乙ハヂメ、量産型小市民、ヨッシー、オガワン、lamancha、ガリュー、あやこ、朧竜、コトリ、茅、はち、シグナル、たざわ、NH、あさげ(見学者)
 
Ⅴ活動内容詳細
 
以下3卓にて実施。

 

ⅰ)「ダークソウルTRPG」 GM:ヨッシーさん

ⅱ)「トーキョーN◎VA-X」 GM:量産型小市民さん

ⅲ)「ソード・ワールド2.0」 GM:乙

 

詳細は下記の通り。

 

■第1卓「ダークソウルTRPG」 GM:ヨッシーさん

 

■第2卓「トーキョーN◎VA-X」 GM:量産型小市民さん

 

トーキョーN◎VA The AXLERATION「星を漂った男」

〇アクトトレーラー
イワサキ・グループの軌道施設で起こった崩壊事故。
ひとりの宇宙作業員が、生きたまま、地球軌道上に放り出された。
メガコーポは彼の救助を不可能と判断。捜索を拒否。
そして、この事故は闇に葬られるはずだった。

しかしウェブを漂うSOSに、地上の人々が気づいた時、運命は動き出す。
タイムリミットまであと48時間。
彼はまだ……生きている!

たとえメガコーポが見放そうとも、人々があきらめなければ、きっと不可能は可能になる。
これはひとりの男を救けるために奔走した、名もなきもの達のルポタージュ。

トーキョーN◎VA THE AXLERATION
『星を漂った男』

かくて、運命の扉は開かれた。


〇PC紹介と今回アクトでの見どころ

▽ニコラス・ギブス(41歳 男、ミストレス・マネキン◎・トーキー●)
29歳で記者、34歳でメロディの大ファンとなり、それ以来メロディの良さを熱く伝えるトーキー。

RLとして驚いたのは会談会場でのプレゼンシーンで、
突然のプレゼン要求であったにもかかわらず理路整然とした演説を述べており素晴らしかった。

また、エンディングでの「メロディの公国ライブを開催し、さらに宇宙までそれを中継する」というアイディアは、
キャストをうまく表現したいいエンディングだった。


▽"戦鬼"鬼灯 闘真(16歳 男、フェイト◎・ヒルコ●・チャクラ)
日本の武術家の家系に生まれた少年で、武者修行と社会勉強のためN◎VAにきた少年。今回が初仕事。

ゲストのロビン・セルカークと礎典子に深く関わってくれたキャストで、
シナリオに書いていない部分にまで深く突っ込んで会話をしてくれたため、
RLも「このゲストならどんな風に答えるだろう?」と考えながらロールプレイすることになり、
結果としてよいシーンがアクトの中で形作られた。


▽"世界一幸運な男"ルーカス・ラックウェル(20代半ば 男、カブキ●・カブト◎・カタナ)
188cm/85kgとガタイのいい、前向きで陽気な何でも屋。

初っ端からエキセントリックな登場をしたボヘミアンをうまく他キャストに紹介したり、
会談会場でのプレゼン場面で世間知らずを露呈した闘真につっこんだりと、
要所要所でキャスト間をつないでくれるロールプレイが光っていた。

また、「偶然にもワクチン治療法を知る科学者を知っていた」という《チャイ!》の使い方は
RLとして発想力に感心した。うまい神業の使い方だった。


▽ボヘミアン・フリーマン(13歳 性別不詳、ニューロ=ニューロ=ニューロ◎●)
性別不詳の天才ナルシストニューロ。

イワサキにはSPAMメールを送りまくるわ、北米のスパイ衛星はハッキングするわと、
ニューロとして好き放題をしてくれたキャスト。
その様子は非常に楽しそうであった。

また、彼(彼女?)もロビン・セルカークに深く関わってくれたキャストで、
わざわざ1シーン使って会話をしてくれるなど、
ロビンの掘り下げに一役買ってくれた。

 

 

■第3卓「ソード・ワールド2.0」 GM:乙

 

【今回予告】

ディルフラム地方、ファルカシエル領のある農場が舞台となります。
PCたちの目的は、そこで奴隷とされている50人の人族を脱出させること。

もちろん、50人もの奴隷を逃亡させるのは簡単なことではありません。
潜入し、警備のほころびを見つけ、利用可能な手段を講じ、逃亡経路を確保し、奴隷たちと接触してその意思統一を図り……と、様々な準備が必要となるでしょう。 

 

【各PC紹介】

 

PC①…メリッサ(PL:NH)

種族:ラミア

技能(Lv):

 グラップラー(5)

 マギテック(1)

 スカウト(3)

 エンハンサー(2)

 

若きドレイクに従うバルバロス組の一人。ラミアのグラップラー。

蛇の尻尾を強化し複数回攻撃してくるパーティーの前衛ダメージディラー。

 

 

PC②…アビエス(PL:はち)

種族:リルドラケン

技能(Lv):

 ファイター(5)

 プリースト/サカロス(2)

 レンジャー(1)

 セージ(1)

 エンハンサー(2)

 アルケミスト(1)

 

若きドレイクの人族奴隷の一人。リルドラケンの神官戦士。

パーティーのタンクであり、魔力撃での攻撃も重めの頼れる前衛。

 

 

PC③…フゥー(PL:あさげ)

種族:フィー

技能(Lv):

 フェアリーテイマー(5)

 スカウト(3)

 バード(2)

 エンハンサー(1)

 セージ(1)

 

若きドレイクの人族奴隷の一人。フィーのフェアリーテイマー兼メインスカウト。

後衛からの魔法攻撃から、単独行動まで幅広くこなす器用人。

 

 

PC④…フュネス・ドーン(PL:ラマンチャ)

種族:ランカンスロープ

技能(Lv):

 プリースト/サカロス(5)

 セージ(4)

 スカウト(1)

 エンハンサー(1)

 

若きドレイクに従うバルバロス組の一人。ランカンスロープのサカロス神官。

第一の剣を信仰する蛮族ということで、脱出対象の人族奴隷側とのメインコーディネーターとなりました。

 

 

PC⑤…アイシス(PL:あやこ)

種族:ハイマン

技能(Lv):

 ソーサラー(5)

 ウォーリーダー(2)

 レンジャー(1)

 セージ(3)

 アルケミスト(1)

 

奴隷として攫われてきたハイマンのソーサラー。

後衛のダメージディラーにして、ロックとアンロックでも大活躍。

 

 

【GM所感】

 

まずはご参加頂きました皆様、お疲れ様でした。

 

今回は蛮族領を舞台に、人・蛮混成パーティーでチャレンジしていただくシナリオとなりました。

「50人もの奴隷を如何にして脱出させるか?」という、一風変わったシナリオで、当然PCの選択できる選択肢が膨大なため、行動如何では経過や結末が大きく変わる内容となっておりました。

 

今回は蛮族と人族とで役割を上手く二分し、蛮族側からの情報収集、人族側からの情報収集等に当たる、自由に動ける蛮族が脱出経路を探し、奴隷の意思統一を人族が進める、等行っていたのががスムーズな攻略に繋がったかと思います。

もちろん、終始単独行動でパーティーの痒いところに手を届かせ続けたスカウトの活躍もあってこそですね。

 

今回は想定された攻略方法の中でも最もスマートに攻略されたこともあり、クライマックスバトルを正直どうするかと思っておりましたが(ある意味、魔法陣から出てきた魔神を事前に排除されるとあとは上手く脱出するだけでしたからねw)。

なんとかあのような最終対決まで持ち込めたのはGMとしても良かったかなと思います。

もちろん、そのように水を向けてくださったPL様方もありがとうございました。

 

若干スタートが遅れてしまったため、皆さんがあまり迷わないよう情報は多めに出しておりましたが。

そのせいでPCごとの動ける範囲に制限の差がかかってしまった点が否めなく、それは素直に反省点だったかなと思います。

次回以降に活かしていきたいと思いますので、機会がございましたらまたご一緒できることを願っております。

 

本当にご参加頂きありがとうございました!

 

(9/11一時更新)

(9/12一分更新)

■第36回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2017年8月13日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉市生涯学習センター
 
Ⅲ活動内容
 セッション
 
Ⅳ参加者 計7名
 乙ハヂメ、量産型小市民、オガワン、lamancha、まさと、あやこ、朧竜
 
Ⅴ活動内容詳細

 

以下1卓にて実施。

 

CoC『まれびとの島』 KP:乙

 

【予告】

探索者のもとに古い友人から手紙が届きます。
それは夏休みに友人の暮らす九州の離れ小島に遊びに来ないかという誘いです。
バカンス気分で島を訪れた探索者を迎えたのは、島をあげての島民たちの大歓迎でした。
美しい女性と愛らしい少女。美しい海に歓迎の宴会。
この島には、よそから来た旅人を「まれびと」として歓迎する風習があったのです。

そんな申し分のない休暇の最中、突然悲惨な事件が起こります。
真相を調査する探索者は、やがて島に隠された恐るべき秘密に気づくことになるかも知れません……

 

 

【各PC紹介及びKP所感】

 

①北条りり ♀ 24歳 PL:量産型小市民さん

職業:泥棒

 

空き巣一家の娘さんにして、横井治の姪。

体を使う主屋業柄か、小柄ながら身体能力は高い。

 

リゾートと実益を兼ねて島に訪れるも、

盗むべき金品の類はまったくなかったのであった。

 

とはいえ、「家宅侵入」の心理的ハードルが低く、

家探しを平然と出来てしまう立ち位置は、今回のシナリオでは役立つ機会が多かったかと。

 

松明を枯れ井戸に投げ込む際の判定に見事成功した、

生存のキーマンでもありました。

 

 

②十七夜月 ラウラ ♀ 32歳 PL:lamanchaさん

職業:民俗学者

 

イタリア人とのハーフにして、民俗学を専攻とする学者先生。

横井治とは大学の先輩で、玉子石薫とも面識が深い。

 

南の島の独自の風習に興味を持ったPCにつき、

積極的に文献などを漁ったことから

KPの想定よりもかなり早いタイミングで手帖やら古新聞やらが見つかってしまいました。

 

決定的現場にバケモノと一対一で対面してしまった場面ではどうするか考えましたが、

あの存在が決定権を持っていない以上気絶させて放置で良かろうということで

今回の裁量となりました。

無事生還できて何よりでしたw

 

 

③数有 一二三 ♂ 57歳 PL:オガワンさん

職業:放浪者(ヒッチハイカー)

 

90年に一度神話的恐怖体験をしたことから、

元より信じていた1999年世界滅亡を更に強く信じ込み、

人生を放浪者のまま滅ぶまで続けよう……

と思っていたら結局99年に世界が滅ぶことはなく、

以来ずるずると放浪者のまま老人の域に差し迫ってしまった男。

(第13階活動「其は何を映す瞳」参照)

 

横井とは長い放浪生活の一時に知り合い意気投合した仲。

 

白江から情報を引き出す交渉を頑張って行って頂いたおかげで、

クライマックスへの道のりを切り開いてくださいました。

しかし残念ながらラストの逃げ場所の選択肢を誤り、

「ちゅるりん」されてしまって命を失うことになってしまいました……

 

 

④玉子石 薫 ♂ 30歳 PL:まさとさん

職業:精神科医

 

強面精神科医。

横井治とは高校、大学の同級生であり十七夜月ラウラの後輩。

 

友人である横井のことを一番気にかけてくださった御方でしたが、

横井を失った松坂さんちの未亡人にぐいぐい言い寄られて

身動きとれなくされてたのが印象深いw

 

そんな彼女と二人っきりになったタイミングの間が悪すぎたせいで、

クライマックスでは囚われの身となってしまいましたが……

探索者全員の機転と対応で無事生還を果たすことができました。

 

 

⑤柊 秋谷 ♂ 25歳 PL:朧竜さん

職業:救急救命士

 

救急救命士の青年。

高校時代に横井の家庭教師を受けていた。

 

電気修理や応急処置など、彼にしか出来ない技能で

今まさにその技能が必要!という場面で活躍する機会の多かった御仁。

 

自慢の剣道、居合の披露される場面はありませんでしたが、

バケモノに対して一歩前に出て構えるなど

他人を守ろうとするPCのらしさが出ていたキャラだったかなと思います。

 

 

 

⑥森村 知世 ♀ 24歳 PL:あやこさん

職業:フリーライター

 

世界を回りながら美しい自然や風景などを記事としてweb配信することを

生業とするフリーライター。

高校時代に横井の家庭教師を受けていた。

 

美味しいもの食べて、

綺麗な自然の写真を撮ってと、

ある意味バカンスを一番満喫してましたね。

 

クライマックスでカメラのフラッシュが2度も活躍しましたw

 

 

 

まずは皆様、長丁場のシナリオを最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

本当はもう少し、事前に聞いていた悩みをシナリオ中に弄くり、

「この島にいてもいいかなぁー」なんて思わせつつ進行させたり、

人間じゃないバケモノだと発覚した後も、詭弁を弄して「共存しましょう」

とか言ったりする予定だったんですが。

 

想定よりも早めにシナリオトリガーを引いたり、

説得不可能な状況に偶然が重なった結果突っ込んだりと、

KPの予想を上回る展開になった結果、

一気に状況が動いて葛藤する暇もなくクライマックス突入と相成りました。

 

まぁ、人質もって刃物突きつけるという緊張感のあるシーンになったのは

ある意味KPとしても貴重な体験でしたがw

 

拙いマスタリングではございましたが、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。

またぜひご一緒させてくださいませ。

 

(17/08/14更新完了)