この日は劇的ラーメン 雑把へ。

 

今年は精力的に新しいお店を開拓してみよう第六弾。

横書きなのに漢数字なのはご愛敬ってことで。

 

今回の帰り道は国道6号線を選択しました。

途中帰還困難区域を通りましたが、当初よりもかなりエリアが縮小されてきましたね。除染が進んでいるのでしょう。

ただ人はあまり戻っていない様子……

 

そしていわき市へ入りましたのでココで途中下車です。

夜の部開店直前に到着しその時を待ちました。

 

ラーメン麺少なめ2玉 ニンニクアブラ 850円

豚ほぐし煮2ケ 400円

生たまご 100円

 

厨房は雑把Tシャツを着た店主と助手の2人体制。

そう言えば雑把の由来は大雑把から来ているのか、はたまたFrank Zappaなのかどうなのだろう。

意味不明な店名とラーメンの見た目に惹かれ立ち寄った訳です。

 

所謂インスパイアに属する(と思われる)ラーメンです。

蓮爾の流れをくむと言うことは源流が町田二郎になるのかな?

因みに私の初二郎は町田です。

 

という訳でまずは麺です。

元々ニンニク入れますか?だと普通~柔らかめ寄りが好みなのですが、ここはその

対極と言いますかボッキボキのガッチガチとのこと。

歯の準備運動を入念に行い臨むと……あれ?なにこれ?いいじゃないのさ!

 

自家製ラーメン大者ほど硬くはありませんがそれなりにボッキボキです。

このボッキボキ具合が良いですね!

太さはそれ程って訳でもなく普通(普通と言っても一般的なラーメンよりは遥か彼方に太いですが)

2玉は240gと表記されていましたが意外と少なく感じたので次は3多摩いってみようか。

硬い麺だと胃の中で膨らみ辛い?

 

これに合わさるスープはこれだと分かり辛いですが甘じょっぱ~。

個人的に甘じょっぱ~が大好きなのでど真ん中に近いストライクでした。

ただ関内二郎を甘いと敬遠する人には向かない味かもしれません。

 

また、作り方が独特で丼にスープを入れた後にハンドミキサーでWIN-WINとやっていました。

これですこぉ~し乳化させているのかな?シロートにはそれでなるのか半信半疑ですけど。

ただ、食券提出時に非乳化でお願いしますと言った客にはこれをやっていなかったのでそうなのだろうと妄想しております。

そしてニンニクが非常に合いますので最低限通常の量は入れた方がいいと思います。

 

豚はご覧の通りほぐされた状態で提供されます。

デフォもほぐしで追加もほぐしなのでこのスタイルなのでしょう。

味付けは濃いめな甘じょっぱ~でヤサイや麺との絡みが良好です。

ルーミノ新小金井を思い出しました。

変わり種で非常に面白いのですが普通の豚もあったらな。

そして豚の左上にあるのが

 

なんとシイタケ。

これが意外とラーメンに合います。

雑把のアイデンティティーなのかしらと妄想しておりますがはてさて。

 

これ以外に「シベリア」や「おに」と言った妄想不可能なラーメンがあったり、トッピングが豊富なお店なので次は何を食べようかと早くも妄想中。

ガッツリとパンチのある劇的ラーメン雑把でした。

 

 

【お店】劇的ラーメン雑把

【住所】福島県いわき市平字城東1-3-1

【営業時間】11:00~14:30/17:30~20:30

【定休日】火・水・日

【その他】X HP