この日は吉村家へ。
今年初で移転後2度目の訪問です。
偶々時間があり、並び人数次第では食べてもいいかなと思っていました。
店頭の並びは承知の上で裏を覗いてみると数人。
トータル20~30人弱と吉村家にしては少ない方なので並びました。
ダメだったら他にしようと思っていたのでホッと一息。
また、食券は店頭の並びになった時点で購入します。
以前は並ぶ前に購入していましたのでここが大きな変更点かなと。
購入後にスタッフから食券の確認があります。
そして入店を促され店内へ。
吉村家は厚木家杉田家同様に座席を指定されます。
そして着席時に食券をカウンター上段へ提出。
現金トッピングが豊富なので注文したい場合は食券と一緒に置きましょう。
この後に作り方の好み(麺の茹で加減、味の濃さ、鶏油の量)を聞かれますので予め頭の中で予行演習をしておくとスムーズに意思疎通が出来ると思います。
って一通り書くと面倒くさいシステムなのか?と思われるかもしれませんが、スタッフから言われたことに従うだけなので然程難しくはない……はずだと思います。
大盛チャーシューメン 麺硬め油チョイ多め 1,150円
のり 60円
ライス×2 260円
チャーシュー×4 200円(現金)
直系店はスタッフが多く、この時も外の誘導係を合わせ7~8人いたと思います。
店主は裏へ行ってしまい厨房を仕切っているのはいつもの方でした。
吉村家は
・茹で加減が硬めから
・麺量が多い方から
提供される法則がありますので私のはロット最初の方でした。
さてと、今年初を頂きます。
美しい盛り付けは吉村家ならでは。
また、表面に輝く鶏油が目につきます。
と、まずは要に鎮座するほうれん草から。
それをこの輝く鶏油に軽く潜らせてから食べるのがいつもの流れ。
吉村家は油多めOK牧場!
少し杉田家へ分けたらいかがでしょう(笑)
なんて冗談はさておきスープです。
前回の様なベースが弱いということはなく普通に味が出ていたと思います。
それに醤油と鶏油が合わさりあの味が出来上がるのだと思っています(他にもあるでしょうけど分かりません)
今回は醤油感がやや控えめでした。
醤油主体なのですが出過ぎていない・尖りすぎていない塩梅。
これが幸いしてか?バランスが非常に良く20年くらい前にチョコッと通った頃を思い出しました。
このスープ旨かったなぁ。
例によって麺は撮っていませんが硬めが多かった影響かやや硬めな茹で加減でした。
でも本当はこれ位が一番好みなのです。
酒井の麺は短いのが特徴のひとつでして、モグモグと咀嚼する言うよりは軽く1~2度噛んでからスルッと飲み込む様にしています。
喉越しを楽しむってやつですね。
1度に箸で摑む量は少なめでもこれで他に後れを取らず食べ進めることが出来るのです。
次はチャーシュー。
吉村家もご多分に漏れず随分と値上がりしましたが追加チャーシューは1枚50円のままでした。
他の直系店に比べると小さめ薄めですが、女性客が多いので食べ易さを考慮した仕様なのだろうと妄想しております。
これからもじゃんじゃん追加で買おう。
今回燻した香りはやや控えめ。
中盤以降はライスの出番。
今回のロットで大盛は私だけでした。
スープに浸したのりで巻いたりチャーシューと一緒に頬張ったりと大活躍します。
そして忘れてならないのがお新香が付いてくると言うこと。
これ浅漬けなのでいいアクセントとなります。
吉村家の様な味にはトーカ堂の北さん的な浅漬けが合っているのかなと。
最後はラーメン酢を回し掛けてチビチビとやっておしまい。
公式HPには1974年新杉田で開業との記述があるので今年で50年かな。
ラーメン屋でこれは凄いことだと思う。
半世紀を経てなお第一線を走り続ける吉村家でした。
願わくば厨房に立つ会長を見たいのですが無理でしょうねぇ。
youtubeで我慢すっか(笑)
【お店】家系総本山 吉村家
【住所】神奈川県横浜市西区岡野1-6-4
【営業時間】11:00~20:00
【定休日】月曜日(祝日の場合は営業、翌日が定休日)
【その他】公式サイト X(公式) X(公認アンバサダー) instagram