100kmの記録 その3 | 放浪記録リニューアル

放浪記録リニューアル

東京の社会人の人生放浪記録です。

(5CPまで)
5CP 4CPから4.1km 累計60.1km
到着2150/出発2212
4CP→5CP 3.84km/h

はい速度落ちたー。
半分意識的に、ですが、足の痛み的にもそろそろこうなりますわな。
4CPで足のマッサージを念入りに受けてらしたOKPさんは、本格的にペースを落としました。

ひたすら道なりに進み続けるので、変化があまり大きくありません。
したがって、黙々と歩き続けるのみとなる。
時間的にも徐々に夜が深まってまいりました…
足のマメも増えてきました…

5CPで、両足の親指と人差し指の間の根元にできたマメをつぶした。
これも長距離歩くと発生することがわかってるマメだったのだが、大きくなる気配がしたので、早めに対応。
サポータ1名の方に明かりを照らしてもらいつつ、もう1名の方にマメ治療を施してもらう。なんという贅沢な!

お疲れもたまってきました…


(6CPまで)
6CP 5CPから10.2km 累計70.3km
到着0052/出発0118
5CP→6CP 3.60km/h

この頃ストレッチを30分に一度を目安に約3分ほど行っていたため、実質は歩行速度1割増し+休憩というペースだったのではないだろうか。

70kmまで歩けたら、きっとゴールに行ける、と思ってた。
なので、この区間はがんばった。
しかし、長いんだな… 4kmのあとの10kmは特に。

あと歩道がない県道を暴走する車が多いこと!(5CPから6CPまでは特に車どおりが多い夜の時間帯だったので)
附属の百キロ的にはコースとしてだめだろーとかどうでもいいダメだしを考えたりしていた。

あ、4CP~6CPの頃は、(私が)(足以外は)元気だったので、附属の百キロの話とかをOさんにしてました。やっぱり百キロは特殊な行事だよな…

6CPではサポータの方にマッサージをしてもらう。
「どこが特に?」と聞かれて、「んーーーー、強いて言うならおしりがこってる気がします」とお願いしたら、ひたすらおしりマッサージをしてくれました。そのおかげでおしりは復活w

(7CPまで)
7CP 6CPから12.7km 累計83.0km
到着04:50/出発05:14
6CP→7CP 3.59km/h

この区間は『特に』私が足を引っ張っていた区間。だって眠かったんだもの!!

6CPと7CPとの間に、県道が2回曲がるポイントがある。
そして、そのポイントまでが7kmくらい、そのポイントからが5kmくらい、と6CPのサポータさんに教わった。
なので、まずは最初の7km、曲がったら5km、と目的地だけを目指す…

しかし、これが長いんだよ…おまけに眠い…
最悪寝落ちしても歩けることは知っているのだが、2人組でそれをやるのはきわめて危険。
ということで、何かしら最悪なこと(歩きながら寝て何かに躓いて捻挫、とか…)が起きたら困るので、ペースをあげずに歩く。前を行くOさんが心配になって何度も振り返ってくれる。
その前から眠い眠いーと騒いだせいもある。
やばいと思って、いわゆるカフェイン含有ドリンク剤を飲んだのだが、効き目がある気配がしない。

私「一瞬だけでも寝たい。落ちた瞬間に起こしてくれたら、ちゃんと起きますから」
O「寝たらダメだって。こんなに寒いのにー」

という会話を数回繰り返した。さらに、

私「どっかいい寝場所ないかなー」
O「本気で探してるの?」
私「もちろんです」

などと言ったためにOさんの心配度をさらに上げてしまった。
すみません、でも本気でした。でも低体温症でもなんでもなかったのはホント。
百キロのときの一瞬落ちがほんとに心地よく、その後目覚める事象を覚えているからなんですよね。まぁでもそんなのをいくら言っても経験者じゃない方には通じないし。
実際かなり寒かったので、10分横たわると体が冷えそう。だからこそ、塀に囲まれた場所を探してたのですが(笑)。
Oさんが言うように、寝たらリタイヤになったのかどうかはわかりません。が、寝なかったので、リタイヤは回避されました。Oさんありがとうございました!

一度、他所様の家の軒先にあるブロックの上に座って、足をブラブラさせながら上半身だけ横たえてた(Oさんはストレッチに集中していた)ら、一度県道を走っていった車がバックして戻ってきたことがあった。
Oさんとは、タバコでも買いにきたんじゃないの~、なんて言ってたんですが、車の運転手はこちらへ近寄ってきて「大丈夫ですか?」と仰る。
え?と思い、体を起こして聞いたら、「倒れてるかと思いましたので・・・」
「いえいえ、眠かったので転がってただけですごめんなさいごめんなさい」と丁重に謝りましたが。

足をぶらぶらさせたかったのと、頭を地面につけたかっただけなんですけどね。
気をつけなきゃと思いましたなあ。

その後も眠気が回復することはなく、歩き続けましたが。。。


7CPは海が見えるポイント。7CPに近づくにつれて、海がはっきりと見えてくる。その頃には夜明けが迫り、次第に漆黒の暗闇が青みを帯びて、明るくなっていく。。。
そして7CPの入り口近くで我々挑戦者を待ってくれている人が遠方から手を振ってくれたときは危うく涙が出そうになった。

夜がやっと終わる…


7CPでは再び3CP並みの丁寧なマッサージをしてもらう。
「足のマメの影響でふくらはぎは若干固まってますけど、それ以外はやわらかいですね。これだと大丈夫」と言っていただく。

お汁粉もいただきましたが、なんとなく控えめに。お漬物(軽い塩分が体によく沁みました)とサプリメントをさらにいただき、あと20km!!