5日間、夏休みで島の反対側にあるコナにいってきます。車で2時間弱で行けるので、いつもは日帰りですが、本当にひさしぶりに泊まりがけで行くことにしました。

 

毎日更新は、日本時間の火曜日(ハワイの月曜日)に再開します。

 

 

・・・と、昨日の夜にアップしたつもりが、またネットワークの不調でできていませんでした。

 

 

 

この子たちはお留守番です。お隣の方がお世話してくださいます。

 

 

 

新鮮な卵。アメリカの卵は生では食べられないので、この子たちのお陰で、卵掛けご飯もできます。

 

 

 

それでは、いってきます!

 

「おじいちゃん」は、ジョン・バーニンガムさん作・絵、谷川俊太郎さん訳で、1985年に出版されました。バーニンガムさんはイギリス人、1936年生まれ、2019年に82歳で亡くなりました。

 

 

おじいさんと仲良しの孫娘。

 

 

 

2人は、いつもいろいろ話します。

 

 

 

どこでも、何をするのも、楽しい遊びでした。

 

 

 

おじいさんは、人形遊びも、ままごともしてくれます。

 

 

 

ときには仲違い。

 

 

 

ある日、おじいさんは「今日は外で遊べない」と言います。

 

 

 

孫娘は、「明日はいっしょにアフリカへ行って、おじいちゃんは船長になってくれる?」と言います。

 

 

 

しかし、次のページには、もう座る人がいなくなったグリーンの椅子と、それを見つめる孫娘。

 

 

 

乳母車を押して全速力で走る女の子。胸が締め付けられる美しいラストシーンです。

 

 

 

この絵本は大切な一冊です。

 

「おかあさん だいすき」は、1954年に日本で出版されました。2つのお話になっています。

 

 

「おかあさんのたんじょう日」は、マジョリー・フラックさん作・絵で、1932年にアメリカで出版されました。マジョリーさんは、1897年生まれ、1958年に60歳で亡くなりました。

 

 

 

ダニーはお母さんの誕生日に何かあげたくて、ニワトリ、ガチョウ、ヤギ、羊に相談します。みんな、自分の卵や毛をあげると言いますが、もうあるからいいと、ダニーは違うプレゼントを探しに行きます。

 

 

 

雌牛も乳をくれると言いましたが、ダニーが「もうある」と言うと、森にクマがいるから聞いてみたらと言われます。ダニーが「みんなで行こう」と言うと、動物たちは「わたしはごめん!」と帰ってしまいます。ダニーは1人で森へ行きます。

 

 

 

クマは、自分には何もあげられる物がないけど、いいことを教えてあげると、何かを耳打ちします。ダニーは大喜び。

 

 

 

家に帰り、ダニーはお母さんにぎゅっと抱きつき頬ずりしました。それが一番のプレゼントでした。


 

 

 

「おかあさんのあんでくれたぼうし」は、スエーデンのお話で、大澤昌助さんが絵を描かれました。大澤さんは洋画家で、1903年生まれ、1997年に94歳で亡くなりました。

 

 

 

アンデルスは、お母さんが編んでくれたとてもきれいな帽子をもらいました。兄さんと姉さんにも褒められ、アンデルスは嬉しくなって帽子を被って外に出かけます。

 

 

 

アンデルスの素敵な帽子を見て、にっこりとおじぎされたり、兄さんの友達に、このナイフをあげるから帽子をおくれと言われます。アンデルスはぴかぴかのナイフが欲しかったけれど、交換しませんでした。

 

 

 

出会ったおばあさんに、「素敵な帽子を被って御殿の舞踏会に行くのかい?」と聞かれます。アンデルスが御殿に行ってみると、番兵は入れてくれませんでしたが、お姫様が、「素敵な帽子を被っているからいいの!」と中に入れてくれます。お姫様も首飾りやお菓子を素敵な帽子と交換してと言います。

 

 

 

そこに王様もやってきて、その素敵な帽子と、この王冠を交換しようと言います。

 

 

 

帽子を取られそうになり、アンデルスは御殿から逃げ出します。ポケットに突っ込まれた首飾りもお菓子が落ちましたが、見向きもしませんでした。

 

 

 

家に帰って何が起きたか話すと、兄さんが「冠と交換したらよかったのに」と言いますが、アンデルスは、いくらお金があっても、こんないい帽子は買えないと言って、大好きなお母さんの腕の中に飛び込みます。

 

 

 

子どもは小さいとき、お母さんが大好きですね・・・・・遠い目。うちの息子も、そんなことを言ってくれた気がします。

 

 

「たべものとからだ」は、1972年に根元進さんの絵で、「どうぶつむらのたいかくせんさ」は、1971年に横山隆一さんの絵で、出版されました。作はどちらも、自由学園幼児生活団で、4歳〜6歳の園児たちに語られていたお話が元になっています。実はわたしは卒園生です。とても懐かしいです。

 

根元進さんは、1916年生まれ、2020年に86歳で亡くなりました。根元さんは「クリちゃん」というマンガを描かれた方です。横山隆一さんは、1909年生まれ、2001年に92歳で亡くなりました。横山さんは「フクちゃん」というマンガを描かれた方です。

 

 

「たべものとからだ」、内扉に書かれた、「よくみる よくきく よくする」は、生活団のモットーです。今、それができているいるかな、わたし?

 

 

 

乗り物に燃料がいるように、人間や動物も走れるのはご飯を食べているから。

 

 

 

わたし達の食べ物、動物の食べ物、植物の食べ物は何でしょうか。

 



体のしくみをわかりやすく説明しています。

 

 

 

排泄することの大切さ。ああ、懐かしい和式トイレ!

 

 

 

「どうぶつむらのたいかくけんさ」は、体格検査を怖がった子どもに、この話を紙芝居にして見せたら喜んで受けるようになり、絵本になりました。

 

 

 

クマのお医者さんが、体格検査がありますよというお知らせを森に張り出します。猿の子は怖くなってしまいます。

 

 

 

翌日、まずうさぎがやってきて、ぴょんと体重計に乗ります。可愛いうさぎです。

 

 

 

次々、いろいろな動物がやってきて体重を量りました。それを見ていた猿の子も喜んで体重を量りました。わたしの体重は、ヤギと豚の間。

 

 

 

体格検査は面白かったから、クマ先生、また来てくださいねと、猿の子は言いました。

 

 

 

いい絵が、お話の魅力を倍増しています。本の背表紙の身長計、犬が可愛い。横山先生の描く動物は自然で動きがありますね。わたしは今、とても身長が測ってみたい、きっと縮んでいるから!

 

 

 

この絵本の出版社は婦人之友社です。5月に更新をお休みしたのは、雑誌「婦人之友」8月号に原稿を書くためでした。「婦人之友」の8月号は、7月12日に出版されます。ハワイでの「プラスティック・フリー」の取り組みについて、8ページ掲載さてる予定です。よかったらご覧ください。

 

 

「はははのはなし」は、1970年、「たべもののたび」は、1976年、加古里子さん作・絵で出版されました。加古さんといえば「だるまちゃん」シリーズが浮かびますが、理学博士もお持ちの理系でもあり、科学的な絵本もたくさん出版されています。加古里子さんは1926年生まれ、2018年に92歳で亡くなりました。

 

 

「はははのはなし」は、わたしが子どもの頃、どこの歯医者さんでも待合室にありました。はははと、みんなが笑っているのに、1人だけ虫歯で泣いている子がいます。

 

 

 

歯の大切さを、科学的にわかりやすく、優しい絵と共に解説してくれます。歯を磨いているのに、虫歯になる人・ならない人がいるのはなぜでしょうか。

 

 

 

お菓子を食べると口の中で甘い物が酸になり虫歯になります。いつも甘い物を食べ続けている人は虫歯になりやすい。

 

 

 

それだけではなく、丈夫ないい歯になるためにいろいろ食べて、偏らない栄養を摂るりましょう。そして運動も大事です。

 

 

 

歯は、子どもにとっても、大人になってからも、仕事にも影響するほど大切な物です。最後に、歯の数は何本でしょうか。はははは・・・で教えてくれます。

 

 

 

わたしだけでなく、この絵が脳裏に刻まれている方はいませんか?この本の背表紙です。子どものころ、なるほど歯は奥にいくほどどっしりしているのかとこれを見て納得しました。

 

 

 

 

「たべもののたび」、加古さんの食べ物の絵はとっても美味しそうです。

 

 

 

食べ物の旅は、桃色をした口のトンネルから始まります。食べ物をよく噛み、唾液と混ぜると、食べ物の旅はとても素晴らしいものとなります。←これ、わたしに言いたい!子どものときから読んでたのに、今でも噛む回数が極端に少ないことを反省。

 

 

 

胃袋公園では噴水が出てきます。食べ物はここでぐちゃぐちゃになります。

 

 

 

次に、小腸公園のジェットコースターを通過します。ここで食べ物の栄養が吸い取られます。

 

 

 

大腸通りを通り、水分が吸収され、それはおしっこになります。水分がなくなった食べ物たちはうんちになります。ジェットコースターで吸い取られた栄養は、わたし達の体を作ったり、エネルギーになります。

 

 

 

食べ物の中の栄養で、走ったり、考えたりできます。うんこやおしっこになった食べ物は、長い旅も間に素晴らしいことをしていたのです。

 

 

 

食事のとき、笑顔で、よく噛んで、何でも食べると、食べ物たちは体の旅を楽しむでしょう。美味しそうな食べ物!

 

 

 

加古さんの理論整然としたお話は明快です。科学者が絵本作家である強みを感じます。加古さん、大事なことをつたえてくださり、どうもありがとうございます。