「ミミーのみみ」は、富永秀夫さん作・絵で、1975年に出版されました。富永さんは、1924年生まれ、2000年に76歳で亡くなりました。

 

 

ミミーはうそをつくと耳が長くなります。お母さんから頼まれたこと忘れ遊んでいましたが、うその言い訳をしたとたん耳が長くなってしまいました。

 

 

 

それを友達にからかわれます。キツネがやってきたので、家が火事だとうそを教えます。キツネは大慌てで家に帰り、ミミーの耳はまた少し長くなりました。

 

 

 

サルの食べてるお芋が欲しくなり、山に柿がなってるよとうそを言い、サルのお芋を取ってしまいます。また耳が少し長くなりました。

 

 

 

クマのところにも行き、池にたくさん魚がいるよとうそを言い、クマの蜂蜜をたらふく食べます。耳は大分長くなってきました。

 

 

 

ミミーにうそをつかれたキツネが怒ってやってきたので、ミミーは長い耳をひきずりながら逃げますが、早く走れません。木の洞にかくれますが、耳の先が穴から出ていました。

 

 

 

怒ったサルとクマもやってきて、ミミーの耳を結んでしまいます。

 

 

 

うちに帰ると、お母さんが「うそばかりついているんだから、そのままにしておきなさい」と言い、ミミーは「もう、うそはつかない」と言って泣きます。耳は元に戻ったので、もううそはつかなくなったのですね。

 

 

ウサギの絵が可愛らしく、日本版ピーターラビットみたいです。

 

 

「ころわんと がががが」は、間所ひさこさん作、黒井健さん絵で、1995年に出版されました。間所ひさこさんは、1938年生まれの83歳、黒井健さんは、1947年生まれの74歳でいらっしゃいます。

 

「ころわん」は、シリーズになっています。黒井健さんは、「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」も描かれていますが、美しい優しいタッチはエアブラシだと思っていたら色鉛筆で描かれているそうです。この柔らかい動物の毛並み、触りたくなりますね。

 

 

ころわんと、ちょろわんは、遠くから聞こえる不思議な音を確かめに行きます。

 

 

 

昨日までなかった囲いができています。中からは、すごい音がしています。「出た!」

 

 

 

びっくりした2匹は逃げ出します。

 

 

 

でも勇気を出してもう一度、仲間といっしょに見にいくことにします。犬も猫も1匹ずつ表情があって可愛いですね。

 

 

 

よく見ると、ががががさん達は一生懸命働いています。見ていたらわくわくしてきました。ころわんは夜、お母さんにその話をすると、お母さんは「日曜日ごろにもう一度見に行ってごらん」と言います。

 

 

 

日曜日、そこに行ってみると、素敵な公園ができていました。

 

 

 

その晩、ころわんと仲間もそこで楽しい時間を過ごしました。

 

 

 

黒井健さんのインタビューがいいので、リンクを貼っておきますね。

 

https://mi-te.kumon.ne.jp/contents/article/12-21/

 

 

「かえるのかさやさん」は、戸田和代さん作、吉岡浩子さん絵で、2003年に出版されました。戸田和代さんは生年月日を明かしていらっしゃいませんが、絵本作家としてデビューされたのが40代になってからと書かれています。吉岡浩子さんは、1980年生まれです。

 

 

雨が好きなカエルの傘屋さんです。

 

 

 

いつも雨の音を楽しむ傘屋さん。お昼になってもお客さんはゼロです。

 

 

 

雨の中、お散歩に出かけると、みんな雨を楽しんでいて、傘は必要ないのです。カエルは、傘の中で聴く雨の音もとってもいいのにと、しょんぼり店に帰ります。


 


気を取り直し、新しい傘を作っていると、お得意様のハリネズミが、「傘の修理をお願いします」と傘をいっぱい持って店に来ます。

 

 

 

ハリネズミの針で、すぐ傘に穴が開いてしまうのです。

 

 

 

傘を差してみると、雨の音も、雨漏りもとっても素敵です。そのまま、穴あき傘として売ることにします。

 

 

 

新しい傘は大人気になりました。この絵本を読むと、雨の日が楽しくなってきますね。

 

 

 

「かえるのかさやさん」は、息子のお気に入りの一冊でした。

 

「えんにち奇想天外」は、斎藤孝さん文、つちだのぶこさん絵で、2004年に出版されました。齋藤孝さんは、1960年生まれで60歳、つちだのぶこさんは1970年生まれで50歳でいらっしゃいます。

 

ハワイで誕生、成長した息子は、日本語はぺらぺら話しますが、日本語の読み書きがほとんどできません。漢字を覚えていないため、大人になって難しい日本語を使うようになり単語の言い間違いが増えました。日本人は漢字で意味や音も理解していて、息子は音だけで、一体どうやって覚えているのかと思います。

 

しかしこの絵本が大好きで、小さい頃によく読み、ここに出てくる四字熟語は使えます。それもまた不思議だと思いますが、この絵本には感謝です。

 

 

息子には、「遠慮の塊」とか、「合点承知之助」とか使うと日本人にびっくりされると教えましたが、死語だと思っていたそんなことば、齋藤先生は四時熟語の前に「おっと合点承知之助」という絵本も出版されています。あたり前田のクラッカーか!

 

 

 

おじいちゃんと孫達と猫で縁日に出かけます。どこも親子の顔はそっくり。

 

 

 

女の子がおめんを欲しがったり、射的をやったり、隅から隅まで見たくなる絵です。こんなに楽しい絵と色使い、色のパワーで、つちだのぶこさんは長生きされるでしょう。

 

 

 

猫も大活躍。

 

 

 

お化け屋敷でも四字熟語。

 

 

 

息子は毎日のように、「一石二鳥」って使っています。

 

 

 

3人と1匹は家に帰ろうとしてやっと、お父さんとお母さんを忘れてきたことに気がつきます。

 

 

 

楽しい絵本です。

 


 

家族3人で、島の反対側、コナに泊まりに行ってきました。日帰りで行けるところだし、泊まるのはどうかなと思っていましたが、とてもリフレッシュできました。

 

 

世界中の人がそうですが、わが家も去年の3月に、アメリカ本土の大学に行った息子がコロナ禍で家に戻ってきて、夫も在宅勤務で一日家にいるようになり、3人がずっと家にいる状態でした。旅行に行くこともできず、日本への帰国も難しくなり、家の中で家族3人で籠もる生活。ストレスはないつもりでしたが、今回、4泊5日で、非日常である空間に行ったら思いのほかリラックスして、心身共に解放されました。

 

 

ハワイには、まだ日本の方はほとんどいませんが、リゾート地のコナは、夏休みでアメリカ本土から来た観光客で賑わっていました。多くの人たちが、このがんばった1年以上を挽回するように、笑顔で楽しそうに過ごしていました。

 

 

ハワイでは、マスクは外ではしなくていいことになりました。室内ではマスクや、ハンドサニタイザーを使わなくてはなりませんが、日常のハワイが少し戻ってきていました。

 

 

ハワイ島のヒロは、わたしにとっては生活感溢れる場所ですが、泊まりがけで行ったコナは、想像以上にエネルギーを充電してくれる夏休みが過ごせるところでした。四国の半分の大きさのハワイ島、2時間弱のドライブでこのような場所に行けることに感謝しました。

 

 

コロナ禍の前に過ごしていた日常が、どんなに有り難く、幸せなものであったかを実感しました。一日も早い収束を心から願っています。

 

 

明日からまた「絵本の思い出」をアップします。