二人の師(1) | 声を使った心とからだの解放ワーク”たまふる®”

声を使った心とからだの解放ワーク”たまふる®”

”たまふる®”は自分の声を使って心とからだをゆるめて そしてたましいをふるわせて生きるメソッドです。

鬼籍に入られたと聞いた

小学2年生の時の担任

H先生
 
 
どんな先生よりもぶっちぎりに
こどもにやさしさを
ふりまく人でした
 
 
多くの同窓生は
やさしい先生だった
と当時から好印象だったけれど
 
 
私にとっては
疎ましいことこの上もない
とても嫌な存在でした
 
 
 
なぜって
そのやさしさは
私が欲しくてほしくてたまらない


なのに手に入らない
母の愛に相似していたから
 
 

本当にほしいものは
どうせ手に入らないのに
そんな相似形に
うっかり
心許してしまったら



手に入らないものの痛みを
もっと強く感じて
私の心ははりさけてしまう



だから
嫌うことで
自ら遠ざかっていました
 
 

けれどやっぱり
母の愛(相似形)^_^
 
 
こちらが疎んじても
ちっとも変わらず
愛情をそそいでくれていました
 
 
 
数年前
 
 
私が
過去を潔斎して
心おだやかになったころ
 
 
東日本大震災の
チャリティー活動を始めたときに
再会して
大応援をしてくれました
 


母親も応援に来てくれていましたが
母そっちのけで
おわりのあいさつに出てきて
お客様に応援をお願いしたりなんかして
 
 
お客なんだか
身内なんだか
こまったなぁムニャムニャ
という
 
 
もうほんとに
いかにも
「お母さん」的な出来事でした
 



あれほど
無条件に両手を広げて
愛を示し続けてくれた人
 
 
いわば
心の母でした
 
 
 
目を閉じれば
いまも
彼女の
甘やかす気満々
抱きしめんとする呼び声が
聞こえてくるようです




子供時代
ストレートに受け止めきれなかった
愛情も
自分を統合できれば
あとからしみじみ味わえる
 


あなたには
そんな経験はありますか?
 
 





私が
こうしてあははと
笑っているのは
 
 

注いでもらった愛
ちゃんと内側に
積もっているから

 
 
ただただ
感謝