「結婚相手をたった一人選ぶのが怖い」
「何を基準にしたらいいか分からない」
「離婚せず生涯添い遂げられるか、短期間で相手を見抜ける自信がない」
そういったご意見はとてもよく耳にします。
初婚の方にとって結婚は初めての経験になりますから、慎重になるのは当然のことです。
受験や就活のことを思い浮かべていただきたいのですが、
特に受験は、進学先の学校を途中で辞めるつもりで受験する人はまずいないと思います(仮面浪人は別ですが)。
それでも、入学後なんらかの事情で退学する人はいますよね。それはそれで、新たな進路を開拓していくなら特に問題ないはずです。
会社も同じですね。自己分析を徹底して行い入社した挙句、3年以内で退社→転職なんて昨今よくある話しです。
受験や就活はほとんどの方がほぼ当たり前に経験しますが、結婚は誰もが必ずしも経験しなければならないものではなくなりました。
でも感覚としては受験や就活と似ている部分はあると思います。
離婚ありきで結婚する人は滅多にいないでしょう。
それでも3組に1組が離婚する時代です。離婚経験者が際立って人格的におかしなところがあるとも言えません。誰しも、タイミングや出来事、置かれた状況などにより離婚を経験する可能性はあると思います。
(逆に離婚せずにいても関係が非常によくなかったり、パーソナリティに問題を抱えている方もたくさんいますから、既婚であることは"まとも"の証明には本来全くならないはずです)
いちご一縁で成婚された方の数人が、成婚退会される際に
「お世話になりました✨まあどうしても上手くいかなくなったら離婚して、またお願いするかもです😆」
なんて明るくおっしゃっていたりします😂
ひとまず現段階でそのようにおっしゃった方々は皆さん夫婦円満ですが…笑
それくらいの思い切りは大切、ということです。
もちろん離婚せず添い遂げられたらそれは素敵なことですし、お互いが現状を常に最善の選択にしていく努力も必要です。
それでも人間同士ですから、あらゆる事情によりベストパフォーマンスができない時期や瞬間もあるでしょう。
何らかのボタンの掛け違いで関係が修復不可能になってしまうことも、それは仕方ないです。
結婚はあくまで状態です。
二人を繋ぎ止める強固な何かとは(戸籍上はそうなのでしょうけど)、本来違うと感じます。
二人にとってその状態がベストでなくなってしまったら、別の選択を視野に入れていくのもお互いが幸せに生きるために必要なことになるでしょう。
ですから、結婚相手はもう少し肩の力を抜いて選んでいってもいいのかなと思います。
運命の流れに、半ば身を任せる感覚があってもいいのかな、と。
お読みいただきありがとうございました😊