こんばんは
今日は8月15日。
終戦記念日ですね。
67年前の今日、やっと戦争が終わったんですね。
これは広島市の花にもなっている、夾竹桃（キョウチクトウ）の花。
鮮やかなピンク色の花がたわわに咲いて、この時期とっても綺麗なんだけど、この花を見るといつも原爆を思い出します。
保育園の頃に園庭にも咲いていたし、保育園の平和教育で「夾竹桃の歌」を習ったから。
広島に住んでいる人にとって、8月6日は忘れることのできない特別な日。
当たり前のように幼い頃から平和学習をしてきたし、戦争は本当にいけないって心に染み付いていると思う。
でも、県外の大学に行って、他県の人との意識の違いが大きいことに驚きました。
8月6日の朝に、テレビを見るまで広島の原爆投下があった日だということを思い出せなかったり、何時何分に原爆が投下されたのか知らなかったり。
そんな人にたくさんたくさん会いました。
終戦から67年が経って、多くの戦争経験者の方が亡くなられて行っている現状があるけど、風化させてはいけないな、と思います。
人間は忘れるから同じ失敗を繰り返すんだから、絶対に、忘れちゃいけない。
あの悲劇を決して繰り返さないためにも。
」安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と石碑に誓った約束を守るためにも。
もっともっと、戦争の悲惨さと平和の大切さを伝えていかなくちゃいけないと思います。
いつか必ず、第二次世界大戦の経験者の方がいなくなる日がくるけど、戦争を知らない私達が後世に語り継いでいくことで、戦争のない平和な世の中を作っていきたい。
そして、原爆投下で一度更地になってしまった広島も今はここまで復興を遂げました。
東日本大震災で被害に遭われた方も、人間の力を信じて、希望を持って歩んでいってほしいです。
街は絶対復興するし、先輩方が戦前戦後の混乱の中をたくましく生き抜いたように、人間の力って想像以上にすごいものです。
最後になりましたが、被災地の一日も早い復興と、犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。