6回目の調停が近づいて

弁護士からメールがきていたけれど

私はすぐに返せなかった

 

先方のいう〇〇万円で承諾するか

面会調停は申し立てるか

 

という内容だけが簡潔に書いてあった

 

 

 

 

面会調停をしても、調停の場でどうやって面会をするかを決めると以前聞いた

どうせ先の日にちや行き先・待ち合わせなど

直前に直接夫と娘か、場合によっては私がしなくてはならないのだから

お金と、時間を使って面会調停をする意味があるのか、わからなかった

 

婚姻費用については、もうそれでいいと思っていた

 

 

 

 

でも、面会調停をしないと何かデメリットがあるのかなど

そういったことが分からなくて

もちろん、私が質問するという事も出来るけれど

相変わらず、面会調停をした場合は費用がいくらくらいとか

何を決める、しないとこうなるとか

ざっくりでもいいので何か情報をくれればいいのに、といつも思ってしまう

 

費用は言い値のようなものかも知れないけれど

それはそれで、費用は後日相談とか、何かないのかな、と思ってしまって

 

弁護士事務所の電話は17時30分で留守電に変わり

私は営業職にうつってから定時でも18時まで、

日中はなかなか私用の電話やメールをする時間がとれなくなっていた

 

それに何より、次の調停が不成立になったら裁判になると思うと

恐怖心が沸き起こって不安でたまらなくなってしまう

ネットで調べることもできるけれど

おそらく弁護士の不親切さと

調べて怖くなったり、考えなくてはいけないのが嫌で自分でも避けていた

 

 

数日たって弁護士から電話があり

 

「Chiiさんは何かこちらに不満があるのでしょうか?」

「何がしたいのか分からない」

 

と言われてしまった

 

 

「調停を申し立てますかと言われても、きゅうには決められない」

「どうしたいのかも、最終的に別れたいだけで途中のことまでわかりません」と涙をこらえながら答えた

 

なんで決められないとか、言ってくれないと分からない

聞けばいいじゃないですか

 

そういう事を言われて

弁護士はただの数ある案件のひとつかもしれないけれど

こちらは何もかも初めてで、相手もあることで

質問も何を聞けばいいのか分からないくらい分からない事だらけで

ただただ不安なことが多いのに

 

弁護士はお友達でもカウンセラーでもボディガードでもないけれど

やっぱり弁護士選びを間違えたのかと後悔した