一年前は
夫と暮らしてきた家を出て3か月くらい過ぎて
肩身の狭い思いをして実家で暮らしていた
母の目が、兄の目が気になって
いつも、
とんでもない事をしてしまった
これからどうなるんだろう、と怯えていた
そんなだったから
ただでさえ環境の変化に敏感な娘も
学校に行きたくないと毎朝泣いて
きっと私がそうさせていた
泣かれると
親の目が、兄の目が気になって娘に怒ったりして
悪循環だった
モラハラ
モラハラとは
モラハラ夫と話し合うには
モラハラの対処法
モラハラ 離婚
「モラハラ」で出てくるものをネットでひたすら検索して
当たってる
これは違う
そんな気がする
でも優しいところもある
怒鳴られはしない
舌打ちはされる
無視もされる
と、夫をあてはめてみて
私がしたことが正しかったのかどうかの答え合わせを毎日必死で繰り返していた
全部は当てはまらないから
やっぱり私が間違っていたのではないかと自信をなくした
事情を話していた職場の人に、
「Chiiさん、離婚するって事なんだよね?」と言われても
「うーん・・・まだ分かりません」と本気で答えていた
離婚してやる!と飛び出してきたわけじゃない
はっきりと「別居したい」とも言っていない
つらくてつらくて、
満身創痍になって逃げてきてしまった
この一年の間で私が始めたことは
自分で決めることだった
過干渉な母の影響で自分で決めることが出来なくて
恐らく人とのかかわり方も夫との関係もそれをベースにできあがった
自分で決めず相手の決めたことに合わせて
相手が満足なら私が満足だと思い込んでいた
それが自分の存在意義だと思っていた
お母さんに喜んでほしかったから
いつも我慢していたよね?
相手の言う通りにして最後にはしごを外されたこともあるよね?
たくさん泣いたよね?
そうやって生きてきて
私は幸せだったのか振り返った
そんな風にこれからも生きていきたいのかと考えたら
私は私のために生きていきたい
幸せでありたいと強く思って
心の在り方を学び始めた
自分で決めていくのは怖いこと
変化するのも怖い
兄の私に対する言動やふるまいは
完全にモラハラと言えるものだったけれど
夫の時と同じように
言い返せない自分、自信のない自分がそれを受け入れていた
もう嫌だ、このままで終わりたくない
最初から正解なんかなくて
正しいかどうかはこれからの自分が作っていくんだと思った
そんな中でも不安になったり
後戻りする時は
ちゃんと「いいんだよ」「大丈夫だよ」って言ってくれる人が現れる
まだ決めきれない事や葛藤はたくさんある
向き合わずに逃げられるなら
逃げてしまいたいとも思うこともある
でも、自分で決めることを始めたら
どんどん世界が変わっていった
そういう事は全然信じていなかったのに
何か落とし穴がまっているんじゃないかと思うくらいに
今までを取り戻すみたいに動いていく
今はちゃんと自分でひとつずつ乗り越えている
自分の力だけという意味じゃなくて
自分で決めるようになったら、
たくさんの人が力を貸してくれるようになった
子供達も、たくさん笑顔を見せてくれる
遠回りしているかもしれないけど
今は心の在り方が本当に大事だと
一年前には考えられなかったことをたくさん体感している
