ここから今通っている病院のお話です!
場所は東京医科歯科大学附属病院!
ここも紹介状が必要で、書いてくれた先生は顎口腔外科で出してくれました。
まずは初診、サバサバした女医さんに顎の状況や今までどんな治療をして来たかなど説明して担当医が付き、その方がまず女性だったのとなんと名前が「知里」でまず親近感が湧く・:*+.\(( °ω° ))/.:+
顎関節について模型を使って説明をしてくれ、診察で顎の状態を見る。
おそらく顎関節が前に落ちちゃっているか変な形になっているのでまっすぐ開けると顎関節が骨に引っかかって開かないのだが、左に顎をズラすと開くのであれば、もしかしたらその瞬間だけは顎関節が骨に乗っかって正常な位置に戻っている可能性があると言われました!
ちょー分かりやすい&丁寧(´;ω;`)
でもまぁ言葉や模型で言われても私の顎が本当にそうであるかはわからないので、レントゲンとMRIを撮る事に。行動が早い。
ただMRIは予約が必要だったため、1週間後に予約をして撮りました。
レントゲンはやはり骨には異常はなく、MRIで私の顎関節を始めて見る事が出来ました!!!
やはり右顎の顎関節が前に落ち、更に折れ曲がっているとの事。
説明じゃ分かりづらいと思うので図と絵で(笑)
それでも分かりづらいかもだけど、赤いのが関節円板、顎関節です!!!笑
MRIで顎関節の状態を見た上で治療法を考えていくそうで、正直ここまでだと手術も可能性はありだと言われました。やはり私は100人中の3人だった(笑)
まぁまずは手術をしないで治るのが1番!
薬とマウスピースは試したと伝えるとマウスピースの形を聞かれ、前回のと違う形の物を作る事に。
やっぱり私の場合左に顎をズラして開けてる時は顎関節が正常な位置にあったっぽいので、マウスピースでそこの位置で顎を固定する作戦に!
ちなみにまっすぐ開けると3.0cm、ずらして顎関節を正常な位置にずらして開けると3.7cm。ずらせば元々のMAX開口できます。
作ってもらったのはこんなマウスピース!
下の前歯をマウスピースに引っかからせて固定します!
はめてると若干顎が前に出ているのでおブスでした(笑)
基本的にマウスピースは夜寝ている時に付けるんだけど、朝起きた時やっぱり少し痛みがあり、また病院に行った時相談しました。
そうしたら、ほんと数ミリ単位で調整してくれて、どこの歯が当たって痛いか、噛み合わせがあっているか、ほんと丁寧に作り直してくれた(´;ω;`)
その間に知里先生と顎関節専門の先生がダブルで担当してくれて、年度末で移動があったらしく、担当医が顎関節専門の先生に変わりました!
この先生もいい人・:*+.\(( °ω° ))/.:+!!!
それから2度ほどマウスピースを調整してもらって、様子を見ていたんだけど、痛みもないが治りもせず、、、って感じ。
めっちゃいろいろ考えてくれたけど、マウスピースでは効果が出ないかもしれないから、最初に言った手術を考えて見てもいいかもと言われ、速攻お願いしますと返事をしました(笑)
私の場合の手術は、顎関節が一応骨に乗るからそれを動かしやすくる「顎関節腔洗浄療法」というもので、注射で顎関節の空間を洗浄して、痛みの原因になってる物を洗い流し、関節腔を洗う事で顎関節の動きを良くするという、簡単にいうと手術レベル1でした。
説明もしっかりあり、
①まず耳の前の部分に麻酔を打つ。そこらへんには表情筋の神経とかもあるからもしかしたらそこに麻酔がきいちゃった場合麻酔が効いている場合は上手く目を閉じたり出来ないかもだけど、麻酔が切れれば必ず元に戻るから心配しなくていい。
②2本針を刺して、片方から液を入れてもう片方から液を出す形で洗浄する。見えない部分だし耳元の手術だから音が聞こえてちょっと気持ち悪いかもしれないから気分が悪くなったら言ってね。
直前説明はこんな感じで、図にするとこんな感じ!
髪の毛を覆う帽子をかぶり、液をキャッチする袋を耳下に貼り付け、消毒して準備万端!
ネットで調べたら顔だし脳の近くだから麻酔がめちゃくちゃ痛いって書いてあったからちょっとドキドキしてたんですが、私は痛みに強いです!
いざ麻酔を打たれ、あぁこれくらいなら人生の中でも下の方の痛さだわー。と余裕な私でした(笑)先生が上手かっただけかも(笑)
麻酔をしてからは全く痛くないんだけど、ずっと押されたりされてる感覚はあって若干気持ち悪い(°_°)あとほんとに耳元で、ストローでもうほとんど中身入ってないコップの中のジュースを吸ってるような小さな音がしました(笑)
でも事前にそれ説明されてたから、これか!程度で落ち着いていられました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
だいたい手術時間は1時間くらいだったんだけど、あまりに落ち着き放ってて「携帯でゲーム実況見てても良いですか?」と何度も聞くか迷いました(笑)
なんだかんだボケーっと外の景色を見ながら考え事してたら手術終了!
手術中、刺さらないとか入らないとか聞こえてたんだけど、終わった後それの説明が(笑)
1本目の針は上手く刺さり液も出し入れ出来たが、2本目の針が上手く入らなくて、一本の針で液を出し入れするポンピング?という洗浄しか出来なかったそう(笑)
本当は二本の針を使っての洗浄が出来れば1番よかったのだけど、でも一応ポンピングは出来ているので、終わった後に顎関節の空洞の部分に関節を動きやすくする為にヒアルロン酸を注入しましたとの事。
うーん。手術の進行的には良いのか悪いのかよくわからないけど、この時顎を左にずらす事なくまっすぐ開けても3.7cmバッチリしっかり難なく開いている!
ただ、ヒアルロン酸が関節の空洞入っているので顎を開け閉めすると顎関節の部分が「ギュギュギュギュ」と鳴るけど、しばらくしたら消えるとの事。
あとは麻酔も全く表情筋に触れておらず、顔もバッチリ動かせるし、腫れも全くなかったです!
若干扁桃腺のあたりがピリピリしてたかな?くらい。
手術後はさすがにその部分は目立つかな?と思ったけどほんと注射の跡程度!
絆創膏、注射の穴から全然ずれてる笑
そして麻酔切れた後痛むと思うからと、痛み止めをもらって帰宅。
3時間後くらいにご飯を食べようとした時、激痛が(°_°)!!!
しっかりと噛もうとするとめちゃくちゃ痛くてご飯も本当に美味しく感じられず、涙が出そうでした…。でも麻酔切れて最初のうちはこんな感じなのかな?と様子を見ることに。
でも先生になるべく動かしてまっすぐ口を開ける運動をしておいてって言われたので寝る前とか気付いた時にまっすぐ開け閉めを何度か繰り返しました。
次の日には痛みにも慣れて、しっかり噛むのもかなり痛いけどご飯食べたいし我慢。くらいの感じに。まぁ私は痛みには結構強いです(笑)
でも食べられるのはお粥とか柔らかめのおかずのみですた(´;ω;`)
そして次の日、おやおや…顎がまた開かなくなってるぞ…
手術後に難なく開いてたのは、洗浄液とヒアルロン酸が少し入っていた為、顎関節が動きやすくなっていて開いていたのだと思いますが、おそらく寝てる間に食いしばってしまって、また関節内の状態が良くなくなってしまったのだと思われます。
また左にずらして開ける生活に戻る。この時の開口サイズも左にずらすと3.7cm、まっすぐ開ける時3.0cm。元々に戻った感じです!
1回目の手術の際に、今回しっかり出来なかった分もう一回やってもいいかもねと言われていたので、1週間後の診察日の時に状況を伝えて来週2度目の関節洗浄をする事に!
次の「顎関節症〜まさかのきっかけで治る編〜」に続く!!!