先日、とある席で出た、“毒”の話を思い出す。
 
 
毒の無い芸術は、どこか物足りない。
 
 
一種の違和感や目にした時の衝撃、グロテスクだったり、痛々しかったり、美しすぎるが故の怖さを孕んでいたり。
 
 
とにかく引っかかるものや、えぐるものが無ければ心は動かない。
 
 
しかも最早、多少の刺激では興奮できない感性が、自分の中に育ってしまっているとも言えるのかもしれません。
 
 
そして、“毒”と“色気”は表裏一体。
 
 
これらは、私自身が取り込みたい大きな要素でもあって。
 
 
作品にはもちろん、人として、女として。
 
 
男女問わず魅力的だと感じる人は、そこはかとなくこの“毒”と“色気”を纏っていると感じるのです。
 
 
そう言えば昔、鮨店の女将を務めていた時、あるお客様が「料理人は色気が無いと駄目なのよね」というお話を聞かせて下さいました。
 
 
今は、とてもよくわかる。
 
 
何も、官能的な意味だけでない色気が存在する。
 
 
例えば、これまでお会いした経営者の方々なども、皆、“毒”と“色気”の匂いのする、素敵な方々ばかりでした。
 
 
背負うものの大きさも、やはり人としての厚みを左右することは間違いないようです。
 
 
そんな魅力的な人たちにトキメキながら、私も日々、成長中です。
 
 
今日の喜怒哀楽は、少し“毒”を意識して。
 
 
うーん、もう少し儚さを纏わせたかったな、、
 

 
 
 
 
 
 
 
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