修業時代 第79話 ホテル開業1991.8.20 | シェトミタカ通信

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patisserie opened in beppu in 1997



私の修業時代 第79話 ホテル開業1991.8.20


*ここまでのあらすじ*

・1987年高校卒業
・横浜スペイン料理店でアルバイト(1年間)
 (バイトしながら横浜調理師専門学校卒業)
・サテライトホテルヨコハマ勤務(約1年間)
・パティスリー銀座レカン勤務(約3年間)
・1990年
横浜みなとみらいの外資系ホテルへ転職


※私の修業時代は9年前に別ブログに掲載した記事を多少修正し添付しています。私が実際に経験した修業時代の話しで施設や名称は当時の名称を使用し登場人物は一部仮名です。


1991年 横浜みなとみらい地区に、
遂にヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが開業しました!

私達パティシエ総勢十数名は連日遅くまでスイーツを作り続けました。


まずはレセプションパーティーや
ホテルウェディングのスイーツや氷菓。


次に
🇫🇷フレンチレストランのデザート、
🇮🇹イタリアンレストランのデザート、
ナイフとフォークオリエンタルレストランのデザートも!

ナイフとフォークオリエンタルレストランは
バイキング形式のレストランでしたから
スイーツバイキング用の商品をスイーツプリンホットケーキ

また、
ホテル内にあるケーキショップのテークアウト用ケーキやショコラお祝いケーキチョコがけハートクッキーのプレゼント焼き菓子、
ベーカリーはパン🥐🍞🥖


その他、ホテルのスイートルームに入れる
ウェルカムショコラ、、、プレゼント赤ワイン


毎日満席のレストランや宴会場!
約600室有る客室も数ヶ月先まで満室御礼〜!!

各界の著名人や有名芸能人が日替りで招待されました。インターコンチ横浜の経営者セゾングループの栄華がピークの時でした。


パティシエの仕事も終わりもなく、
従業員用の仮眠室は連日満室!

仮眠室から溢れたパティシエやコック達は
従業員食堂で数時間休憩しながらテーブルに伏してウトウト、、ほぼ徹夜で仕事‼️って日が続きました。


深夜や夜遅く帰る時はタクシーチケット!
いわゆるバブル期最後の大盤振る舞いだったのかも。。

世間はバブル崩壊!?直後ですが、
インターコンチ横浜にはバブル到来でした。



そんな生活が続くと、
今日が何日か何曜日か分からなくなってましたね…。


とにかく山のような仕事で連日残業!

このオープン景気の忙しさを乗り切る為に、
系列や関連のホテルから日替わりでスタッフがヘルプに来てくれてましたのでそれで何とか乗り切れていました。。。




本日もティラミスは完売〜!

インターコンチ横浜のイタリアレストランやオリエンタルレストランで出してたティラミス🇮🇹


あの頃のレシピで作っています!いろんなティラミスを食べて来たけどやっぱりこれが一番好きだな。

半解凍だとアイスのようで今の時期はおすすめ


そして

ティラミスやコーヒーゼリーに使うコーヒーは、

インターコンチ出身の

横浜の先輩のお店から届く珈琲豆を使用