修業時代 第77話 ホスピタリティ | シェトミタカ通信

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patisserie opened in beppu in 1997


修業時代 第76話 ホスピタリティ


*ここまでのあらすじ*

・1987年高校卒業
・横浜スペイン料理店でアルバイト(1年間)
 (バイトしながら横浜調理師専門学校卒業)
・サテライトホテルヨコハマ勤務(約1年間)
・パティスリー銀座レカン勤務(約3年間)
・1990年
・横浜みなとみらいの外資系ホテルへ転職



都内の銀座にあるパティスリーから、新規オープンする外資系ホテルへ転職と成りました。


1991年に新しく開業する外資系ホテルの所在地は神奈川県横浜市みなとみらい1-1-1。

総支配人もゲルハルトシュミット氏でドイツ人でした。私が所属する調理部は各國のレストラン、Frenchにはフランス人のエグゼクティブシェフ。
Italianにもイタリア人のエグゼクティブシェフが付き、私が所属したペストリーキッチンにはドイツのマイスターの称号を持つオーストリア人のフェリックス氏がエグゼクティブシェフに就任していました。
エグゼクティブシェフとは別に、各レストランやセクションには、日本人のグランシェフがエグゼクティブシェフの上か同等に君臨していました。
ですから、海外に行かずとも海外で働いてる雰囲気を味わえました! 正しくそれが一番の魅力で惹かれました。

日本人以外の外国籍の従業員が多いのが当たり前の外資系ホテルでしたから、開業前の数か月は英語の授業に勉強会、講習会などが何度も有りました。

例えば、調理部から資材部門(仕入れ)マテリアル部門にフルーツの発注や、◯◯が欲しいとなれば、提出書類は全て英語でした。各部門を行き交う発注書なども全て英語!慣れるまでは大変でした。。





開業前は幾つかのグループに分かれ、

『ホスピタリティとは⁉︎』

『コンプリメンタリティとは⁉︎』

ディスカッションしながら、ホテルマンとしての心得を学ばされました。


開業前にはホテルに試泊体験もしましたねぇ!

と言うか、、ほとんど泊まり込みの状態が続くようになったんですよね。。。

泊り込みってレカンのクリスマス状態ですが、使命感で働くのと半強制的?に働かされるのは天と地の違いが有りました。

そう、もうホスピタリティやコンプリメンタリティの精神が生まれていたんですよね。

ホント、順応し易いヤツでした笑


ホスピタリティとは、、

病院のホスピスから生まれた言葉で、病院で働く医療従事者の様に献身的にお客様や他人に尽くす精神でしょうか。そんな風に習った記憶があります。

上下関係に厳しい菓子職人の世界から
新規開業する外資系ホテルの1従業員として

調理部ペストリースタッフでの仕事が
スタートしました




連休はパンを焼いたり

パソコンのクリーンアップに

パソコン屋さんに持ち込んだり、、。


妻が行きたい店でランチ。。



…ハヤシライス作ったり

あんこも炊きました



全て自家消費用〜



夕方にやっと時間が出来

近くを走りに行って来ました


さぁ

明日から7月営業スタート〜!