1987年 昭和62年スタート 私の修業時代① | シェトミタカ通信

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patisserie opened in beppu in 1997




さぁ春休み本番ですね!

本日もタルト系が人気でしたよ




週末は
タルトオランジェが好評でした




新しいブログカテゴリーがスタートします


以下の文章は
9年前に[私の修業時代]として
別のブログに記載したものです。

シェトミタカの誕生までを
修業時代を振り返って記したほぼ実話の
私小説です(人物は仮名)


1つの記録として
こちらに日々掲載させていただきます

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[修業のはじまり]


シェトミタカも開店してまもなく20年
※(1997・2月オープンなので27年)


修業時代を振り返って見ると、、
修業をスタートしたのは高校を卒業し、
横浜の調理師学校へ入学した時から始まりました。


1987年 昭和62年4月でした


調理師学校に入学する際、同時にアルバイトもはじめました、横浜駅西口のスペイン料理でしたね。


今では考えられないですが、
テレビも電話も無いアパートから体ひとつのスタートでした。でもうれしかったですね、私は6人兄弟の末っ子で自分ひとりの空間は初めてでしたから…。


スペイン料理店のアルバイトは、こちらも初体験ばかりでした。スペイン料理にニンニクは必需品なんですが、ニンニクや玉葱の皮むきは今でもスピード速いですよ!






晴れて横浜の調理師学校に入学したんですが、、
実を言うとそれまで料理らしい料理を作った経験なし!


水産高校 卒なので船に乗って遠洋航海に数ヶ月ほど実習訓練があったんですが、その時に交代制でコック長の作る料理の準備の手伝い程度。

調理師学校の最初の調理実習で林檎の皮も満足に剥けず、

『調理師学校に何しに来たんだー!!』って先生に怒られましたね。


でも変な自信だけはある年頃なんですよね、覚えるのは人より遅いけど、覚えたら並み以上になる自信がね。


スペイン料理のお店でバイトを始めたお陰で、少しづつ料理の世界に慣れ、調理師学校では怒られる事もあまり無くなりましたね。


桂剥きの練習や鯵の三枚おろしの練習をアパートで1人でよくやりましたが、スペイン料理店でバイトする方がどんどん楽しくなり始めちゃったんですよね。。


[2015年.5月執筆]