花にいだかれて
花のゆめ
ふたりでみるゆめ
このソフトクリームたべると
しあわせの夢、みられるんだ
八重桜の花のようなおっきな笑顔、
ではないけれど
降りしきるちいさな花びらのように
ふたり
ちいさな微笑みをたくさんたくさん
降りこぼす
そんな暮らしでありますように
𓂃 𓈒𓏸゚・*・* 𓂃 𓈒𓏸
さて、と
よしよし
なかなかいいできばえ
庭の緑も濃くなってきた
ドタキャン
かわりのかたにお伺いしていただきました
空席は失礼ですから
あのすこしまえ
お練り、商店街で、みんなでみたね
ことしになって、お友達が
この冊子をプレゼントしてくれた
二冊買ってたから、と
うれしかった
ひょっとして、おととしやきょねんなら
この冊子を手にすることもつらすぎて、ことわっていたかもしれない
ことし、とてもうれしくてありがたい、とおもった
ほんとうなら、あの翌日きっと
この冊子を母と坊やとさんにんなかよく
パラパラしながら、お土産話をしていたはず
パラパラしよう
あの初夏のじかんがもどってくるかもしれない
みかんの花がちってる
咲くのはずいぶんお寝坊だったのに、雨と風で
こんなふうに散り景色は
おととしのきょうとおなじ
𓂃 𓈒𓏸゚・*・* 𓂃 𓈒𓏸
うん?
なに?
なんだろ
たいせつな記念だって?
そなの?
でも、ボクはおねむ、なんだ
まいにち、せいいっぱい、ねえねのそばを
とてとてちりちり、してるからね
とてとてちりちり‥我が家の音
母がそういって、まかろんの足音を愛しんだ
足あとふたつ 右手と左足
どちらも実寸サイズ
O脚内また、の、まかろん王子
内またしあげ
ふたりぐみに、とてもとてもたいせつな
そして、こころに響きかなう、二点のスタンド および、こころを託したいカード
ほんとうにありがとうございます
なんどものサンプルつくりなおし、こころよく
丁寧におつきあいくださいましたm(__)m
手をつなぐ写真 2023.5.11早朝サツエイ
手をつなごう
ぎゅうっっとじゃなくていいよ
でも
ずうっっとね
「うさぎとかめのふたりごと」
澤田直見 より
あの日までもいつも
このことばを抱きしめながら
あの日からあとも
ずっとそばにいるよ、と
ねえねにたえずついてきてくれる、あんよ
‥あの日までとおなじように
そんなやくそくをこめて
ふたり歩いてきた
あの日からもこれからも、おなじ
「手を繋ぐ」写真‥は、心臓の鼓動がとまって3時間後くらいに、あの年まで毎年お世話になってきたカメラマンさんによる撮影‥
ご都合をつけてとんできてくださった
そのことは、そんなに簡単なことではなかったはず
ただ、ただ、感謝m(__)m
右手 2023.4.1サツエイ
あの春‥「いったんさいご」になった春
いつものように、ねえねの桜んぽに
たくさんたくさん、おつきそい
花づかれで、よこになってる、お手手

その手は、そのひと月ちょっと後
あの朝たいせつなじかん
ねえねと手をつないだお手手になりました
もちろん、あのとき、実測はしてなかったけれど
あの年の‥「さいご」になったお正月
たまたま、スタンプで、色紙に足形記念
右手は、その足形を計測
左足 2025.3.1サツエイ
ことしのはじめごろ
おしえてもらったことば
「左手は過去、右手は未来」
この場合、右手は過去のもの
でもだからこそ
過去は未来
そうできないかと、叶わないはずの願いを祈りつづけています
そえていただいたことばは
エンボッサーをきょねんつくっていただいたときに
つかったことば
itsumo issho
towani love
ボクはやくそくをたがえません
ねえねはやくそくをたがえません
けっしてけっしてけっして
ことしの5.10&11のために
えらんだワイン
お世話になってる身近なかたがたにおくばり
(ご遠方のお友達にはごめんなさいですが)
きょねんは、お気にいりの
プードルスパークリングをえらんだよね
ロミオとジュリエットをイメージしたワインなのだとか
たまたま、きょねんのこのころ
お友達にいただいて
そのエチケットのことば、が
こころにひびいた
I' ll die for you
You'll die for me
そして、そのことば、は
たまたま
あの秋の夜 10.17
お城のまえでの、シャボン玉おじさんの選曲
あの夜も、その歌詞に、どきっとした
‥RADWIMPS 25個目の染色体‥
I will die for you
I will live for you
あなたが死ぬ まさにその一日まえに
ボクの息をとめてください
それが一生のお願い
次の世のボクらはどうしよう
生まれかわってまためぐりあって、とかは
もうめんどいからなしにしよう
一つのいのちとして生まれよう
そうすりゃケンカすることもない
どちらかが先に死ぬこともない
ハッピーなときは2倍笑い
2倍顔にシワを残すんだい
これがボクの2番目のお願い
2つめの一生のお願い
ねえねも、ずっとずっとずっと
そうおもって生きてきた
あの日までの、ねえねの願いは
あなたが死ぬまさにその十日あとに
ねえねのいのちをとめてください
そして
ねえねののこりのいのちが、もし
あと11年あるなら
ねえねの10年をさしあげますから
まかろんに、もう一年をプラス
おあたえください
もし、ねえねに、あと22年あるなら
ねえねの20年をさしあげますから
まかろんに、もう二年をプラス
おあたえください
そうすれば
ふたり一緒に、あと一年か二年プラス
ともに、こちらの世界にいられる
それが、あの日までの十年
毎日の朝晩の祈り、だった
とどかない、どころか
かみちぎられた願い
かみくだかれた祈り
あのまえの年
まかろんの耳がまるきりきこえない
と、はっきりわかったとき
おもった
こころにきざみこんだ
ねえねがあなたの耳になるから
と
そして、おめめがみえなくなったら
ねえねがあなたの目になる
あるけなくなったら
ねえねがあなたの足になる
あなたが老いてゆくなかで
ねえねは、すべてのかわりになるから
できなくなることが、ひとつまたひとつ
ふえていくなら、それでいい
いつか、寝たきりになるなら、それでいい
ねえねは、あなたのかたわらで
ずっと、あなたをまもりつづける
あらためて、そのことをかたく
こころにきざみこんだ
それは、あの母とのさいごのお花見の途中
驟雨のなか、車椅子を押して駆け戻った日のおもいとおなじ
車椅子の母のぶん
母の膝にいる、ちいさなふわふわのぶん
ねえねの足は、さんにんぶん、の足なのだと
そのおもいはいつも心の片隅で
ねえねがいきる意味だった
なのに
かけがえないたからもの
母からのさいごのさいこうのおくりものを
まもれなかった
そのとてつもなくおおきな十字架は背負う
そのうえで
いま、ねえねがこちらのせかいにいるのは
ひょっとして
あなたの耳になり目になり足になるためなのだろうか
ねえねが、こちらのせかいにとどまる意味は
そのためなのだろうか
そんなことをかすかにおもいながら
あの日からの日々をおくってきた
自己欺瞞でもそうおもうしかない
無限大のあなたへのごめんなさいと
無限大の慚愧と後悔
そして
無限大のぜつぼうとかなしみといかり
すべて永遠にせおいつづける
もしも何百回何百万回何億回うまれかわることがあったてしても
永遠にせおいつづける
そのうえで
かなわなかったねがいをかなえたい
あなたの
耳になり
目になり
足になる
風をかんじ、光をあびて
草や木のにおいをくんくんする
うばわれたふたりのじかん
とりもどせるのだろうか
ほんのほんのほんのかすかにでも
ひとつのいのちとして生きる
そう願いつづけながら、ふたりぐみのかたわれは
きょうもこちらのせかいにふみとどまっています
たぶん
もうひとつの、かたわれ、も
そう願いながら
ふみとどまっていてくれるはずなのだと
しんじています
I'll die for you
you'll die for me
you'll live for me
I'll live for you
2025.5.12
♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝
🐾母からのさいごの最幸のおくりもの🐾

































































