2023.5.10 ねえねの願い
あなたはいつも
いつまでも
loveにつつまれていてほしい
もういちど
あなたがいないこと、の辛さは
そのことへの、絶望とかなしみ
あなたはいつまでもいつも
愛だけをしんじてる、王子さまであってほしい
あの日から二十四時間かける60かける60
それ以上
「もしかなうならねえねのいのちをお召しください」
そう祈りつづけてきた
もちろん、だけれど
それよりなにより、もっともっともっと
あなたを、あんな恐怖のなかで旅立たせた
フラッシュバックではない
永遠にリフレインつづけるあの一瞬
愛とやさしさ、しかしらない無垢な宝物を
最愛の宝物を
あんな怖しいカタチで旅立たせたことは
ねえねのあなたへのうらぎり
まかろんは、ねえねのそばなら安全と信じてたのに
まもれなかった
じぶんをキリキザンでもあやまりきれない
この十字架をかるくしたいとはおもわない
苦しんで苦しんで苦しみ抜くことが、ねえねのかすかなしあわせななかもしれない
だからこそ、まかろん、あなたにお願い
あなたはそのぶん
どうか
やさしさと愛だけをおぼえていて
あのおそろしい瞬間はわすれきってほしい
あのすさまじい恐怖と苦しみと痛みは、わすれきってほしい
あの、「うらぎられた」じかん、を
「なしにして」ほしい
あの、「うらぎられた」じかん、を
「なしにして」ほしい
どうかどうか、あなたの記憶から消えますように
愛だけをしんじてる、王子さまであってほしい
それだけがねえねの願い
ねえねがそのぶん、すべてひきうけますから
マイナスの負のおもいはすべて
ねえねが背負います
これからも永遠に背負います
いのちつきても背負いつづけますから
あなたはいつも
いつまでも
loveにつつまれていてほしい
ねえねのなによりの願い
いのちがけの願い
あの時間をあなたの記憶から
消してしまいたい
no.7
ねえねがかわりにカミコロサレタカッタ
あなたをまもりたかった
あの五日間
なぜかふしぎなほど
しあわせもかんじていた
一日二十四時間
シャワー以外ずっとともにいた
あなたのそばにいられたら
ねえねは息ができる
ねえねはしあわせ