2023.5.10 no.2 | あとりえまかろん まかろんのへや

あとりえまかろん まかろんのへや

ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥



2023.5.10 ふたりにおきたこわいこと


あのね‥ボク‥
風になってしまったの

あのこわいこわいじけんの翌未明
ボクのしんぞうはとまってしまいました
ねえねのいのちもとまってしまいました

あの夕方いつものように
ベランダのお家から、お庭のお家へ
お水やりしなくちゃね、と
ボクは、いつものように、ねえねの左肩にさがる、まかろんバッグにはいってた

そうしたら
‥ここからは、ねえねに説明してもらいます

  2023.5.10の事件

角を曲がると、ときどきすれ違う、「おっきなわんこ」がいた
飼い主さんはご近所さんと立ち話
すれ違うとき、いつも、ふたりぐみのことをイヤな目でみる、わんこ、だったので
そのワンコがいる反対側の端を歩きはじめた
できるだけ塀ギリギリに寄って

ちょうど道をはさんで真向かいくらいになったとき
そのワンコが目の前に飛んできた
一瞬のこと
 (あとで聞くところによると
     首輪がはずれたとか)
気づくと、ねえねはつきとばされ
目の前には、噛み裂かれたまかろんが横たわってた
抱き寄せると血を吹いた
そして、凄まじい悲鳴をあげはじめた
(飼い主さんは逃げたわんこを追いかけて消えました)

その悲鳴は延々とつづき
処置がおわっても夜明けまでたえることなくつづいた

ふだん物静かで、まかろんの鳴き声をきいたことのあるひとは、限られてる
この子なかないの?とたびたびきかれるくらい
そんなまかろんがつんざくような、近所に響き渡る悲鳴をあげつづけた

そして
その悲鳴がやんだとき
鼓動もとまった

ねえねのいのち、が消えた

ねえねの最愛の宝物が
ねえねの唯一無二の家族で伴侶が
母からの形見のさいごの最幸の贈りものが
母の願いが
さんにんの願いが
非道に噛みちぎられた

お相手の言動は心ないと感じられるものばかり
翌日「謝りにいらした」ときでさえ
話されるのはご自分のことばかり
どれほど、ご自分が保護犬を大事にしてきたか
野良猫ちゃんたちにご飯をあげて世話してるか
そんなことばかり
そうして

冷たく固いまかろんが、まだねえねの膝にいるのに
「あなたもつぎは保護犬を飼ったら」と
ねえねは、大慌てで、まかろんの耳をふさいだ

そのあとも、ふたりぐみに
心ない言葉を投げつけつづけられた

 「心ない」「投げつけた」
  などはねえねの主観です

その後、直接の謝罪はなく
伝言ゲームのような伝言の伝言の伝言
そうして、保険会社に丸投げ
もう自分たちには無関係なすんだこと、とおもわれてるかのような

かなしみと絶望と怒りと悔しさと
そうして
なにより重い永遠の十字架が
ねえねの背中におおいかぶさりました

それでも、そんなねえねの十字架の重さ辛さは
まかろんの辛さかなしみにくらべれば
あの恐怖にくらべれば
あまりにもかるすぎるものです

最愛の宝物
宇宙一しあわせにしたかった、まかろん
とてつもない恐怖と痛みと辛さのなか
旅立たせてしまいました

 お日さまそのもののような子
 無垢で純粋でやさしさと愛しかしらない子

 その子のこころ、天使のようなこころ
 いちばん残酷なかたちでうらぎられた
 
 ねえねのお日さまがかみころされた
 ねえねのこころ、がかみころされた

いまも手元にのこるもの
ヒビのはいったスマホ
歪んだカメラ
チマミレのまかろんバッグ

         no.2



あの日からすぐ
このことにかんしては、プロにおまかせしました

ねえねのこころとからだ‥ぎりぎり
いましばらくは、ちいさな王子のために
それをまもらなければ、とおもいましたから


 🐾母からのさいごの最幸のおくりもの 🐾


ps.
このことでメッセージをちょうだいすることがあっても
お返事はかなわないとぞんじます
ねえねの心がまだまだととのいませんので

申し訳ありません