桜たちとのお約束‥まかろんのお城の桜だよりno.14 | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥



ボクの桜とお城とちいさなボク



  まかろん桜


あの春

ちいさなふわふわのお花見デビュー

そしてピクニックデビュー

この木のした

花のひだまり

たのしそうな歓声のなか

さんにんのお花見

、、なのに

まかろんは鳩さんばかりおっかけて

ねえねはそんなまかろんばかりおっかけて

「お花見じゃなくて鳩見ね」

そう母がクスクスクスクス笑った

そしてまだ一歳にもならない

体重も一キロくらいのおチビが

ピンクのシャンパンの口をぺろぺろ



嬉しそうになめて

「まあ!だれに似たの!?飲んべえさん!」

と母が大笑い

そのあともずっとコルクをガジガジしてた

それ以来

五歳くらいまで

ワインのコルクがいちばんのオモチャ

ほかのオモチャであそぶことは我が家ではほぼなかったなあ

なので



そのピンクのシャンパンは

  まかろんのシャンパン

ふたりぐみのお花見には‥暮らしには、かかせない

 

まだすこし若そうだった、まかろん桜も

すっかり風格がでてきた

登閣口のねえね桜と

昔の出口のママ桜

二本の木のあいだ

二本の木にみまもられて

ことしもあでやかに花ざかり
















そうして

そんなまかろん桜をかたわらでみまもる、



ママ桜



かなりお年寄りかもだけど

まだまだあでやかな咲き姿






そうして、まかろん桜をはさんで

ママ桜のむかいで

まかろん桜をみまもるのが、ねえね桜



といっても

ママ桜とねえね桜は、まかろん桜をきめるまえからきまってたのだけれど^^


ママ桜もねえね桜も、病気をしたりしてるのか

ばっさり伐られてる枝もあるけれど

まだまだつよく、まかろん桜をみまもって

元気に花を咲かせてる


そんな、ねえね桜の足元には



石段があって



この石段にすわって

花をみあげるのが、母娘のまいねんのおきまりだった



娘がとおく海をわたる春も

3年半ぶりに母と再会した春も


娘がふたつめのいのちをもらって

母のもとへ還った春も


母が車椅子になって

娘のもとへ還った春も


いつも、ふたり、ただなにもいわず

そっと寄り添って

この石段から花をみあげてきた



いまは、ちいさなふわふわと
この石段から花をみあげる

それがこの十二回の春


母はやさしい、そして

社会にでたこともない、祖父母育ちの箱入り娘

でも


ほんとうにほんとうに

芯の強いひと

‥海のむこうの娘に、父の危篤をしらせないほどに

(どうせまにあわないのなら、しらせても辛いおもいをさせるだけだから、と、娘の心をまもろうとしてくれた)


ねえねも、そんな母のように

強くありたい

まかろんを‥まかろんのからだと心を護るために

強くありたい

そう願ってきました


いまも‥これからも‥


きっとかならず




それが

ねえねのお約束

ママ桜とねえね桜とのお約束

きっとかならず


𓂃 ˚‧ ⋆❁⋆ฺ。* 𓂃 ˚‧


ボクだってお約束してるよ




まかろん桜へ

キミはボクのこと

すっとずっとみてきてくれたね

鳩さんおっかけてるボクのことも

シャンパンぺろぺろコルクがじがじ、のボクのことも

ママのお膝でねんねしてるボクのことも

泣き虫ねえねの手をひいてキミにあいにきたボクのことも

あんなにちいさくて

甘ったれだったボクは

いつのまにか

ねえねのナイト

王子さまになりました

そんなボクのことを

ずっとずっとみてきてくれたね

お城さんといっしょに




ボクのそばでいつもしあわせに笑ってる

ねえねのことを

ずっとずっとみてきてくれたね

お城さんといっしょに

ボクはこれからもいつもいつまでも

ねえねのナイト

王子さま

それがボクのお約束

まかろん桜とのお約束🐾

きっとかならず




⁡                           2024.4.11



       11日が木曜日になった日



 ˚⋆❁⋆まかろんのお城の桜だより2024 ˚⋆❁⋆

           no.14



  ♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝

 🐾母からのさいごの最幸のおくりもの🐾