いつもの場所
懐かしい場所
こんにちは
まかちゃん
ここは、ちっちゃなボク、一歳にまだならないボクが
ママと来た場所、なんだよ
あのときの窓辺は新緑
いまは、どうだんつつじの緋色
そう‥ここ数年は
春秋のお伺い
この緋色も、なんどめかなあ
ほら
これも懐かしい、たいせつな縁側
まかちゃんもきてごらん
なんていってるあいだに
ご馳走がきたよ
美味しそうな唐揚げ
火をいれてくださって
いよいよ
ほらほら、まかちゃん
お魚を焼くからね
ちゃあんとみてないとダメだよ
ねえねはすぐに焦がしたり失敗するから
わかったわ
じーーーっ!! ‥とみてるわ
じーーーーっ!!!
そんな見張り番のおかげで
美味しく焼けたよぉ
くんくん♬
まかちゃんたら
いつまでも炭火をみてる
気にいったのかなあ
あいまに、焼き銀杏
そうして
やさしいボクはいつものとおり
ねえねにも、お魚をお願いしてあげました
先の二匹は、もちろん
ボクが食べちゃったもの
いいわよ
まかちゃん、炭火の見張り番気にいったから♪
いくらでもみててあげる
そのあいだに
ツヤツヤのお刺身
茶碗蒸しには
やまめ、の、あら
がはいってる
柿の葉のお皿には
甘露煮 &
ボクの大好きな、むかごご飯
天ぷらにも
むかご、に、紅葉‥山の幸がたっぷり
大昔、紅葉の天ぷら
こちらではじめていただいて、ちいさなねえねはびっくり
囲炉裏のこんないたずら書き
いつからあるんだろう
ねえねが子どものときには、もうあった
炭をついでもらって
豆餅を焼きまぁす
ボクは、にゅうめんも大好きなんだけど
さすがに、もう、おなかぱんぱん
ねえねも、おなかぱんぱん
みんながおなかいっぱい
しあわせ〜になるころに
お櫃にたっぷり炊きこみご飯がやってくる
これは、お持ち帰りが前提
入れ物も添えられてくる
せっかくなので
ほんのひと口
昔ながらのお沢庵とともに、いただきます
ご飯に添えられるのは、もちろん
あら汁
お餅も、そろそろかなあ
ボクたちがずーーっと見張ってたんだ❤︎
↑うそ!
まかろんは、炊きこみご飯を数粒食べたり
あら汁の身をちょーだい、してたじゃないの!
見張り番してたのは、まかちゃんよ!!
美味しそうに焼けたでしょ
でもね
裏はちょっと焦げちゃった
ま、、ほんのちょっとよ
こんなの、ねえねは、気にならないはず!!!
まかちゃんの焼いてあげたお餅、気にいるはず=(^.^)=
ほんと、、もう
おなかいっぱいzzzzz
すこぉしうとうとしたら
‥廊下からお庭をみてみたり
この廊下ね
あのとき、ちっちゃなボクが
ギブスの音をコツンコツンさせて、歩いた廊下だよ
お家にきてすぐあんよを折ったの
それでも、コツンコツン、歩けた
それまで心配ばかりしてた、ママとねえねが
ほっと喜んで、にっこりにっこり
先代の女将さんが
「歩けるねぇ」とほめてくれた
‥縁側にもでてみたり
ひいおばあちゃん家にも縁側があって
ちっちゃなねえねはそこでお昼寝してたらしい
苔のにおいと、つくばいの水音と
そしてね、この縁側は
あのとき、ママがここから出入り
ストレッチャー式の車椅子‥
玄関から廊下、へは無理だったので
ここにお伺いすると
あの日のさんにんの時間がよみがえる
いえ
ちいさなねえねとパパとママの時間もよみがえる
年に数回くらいづつお伺いしてたなあ
超少食のガリガリ痩せっぽちの、ちっちゃなねえね〜学校から栄養失調かと注意されるくらい痩せっぽち、食べることニガテ、だったのに
こちらでは、美味しくたくさんいただけた
そんなちいさな娘を、囲炉裏のそばで
にこにこ笑ってみてる、父や母がいた
ちいさな頃から
「どこへ行きたい?」ときかれると
「海か山」そうこたえた
そのわりに泳げないし、水にはいるのはニガテ
山道どころか、ふつうにも、たくさん歩いたりしたことなく、運動はすべてニガテ
お外で遊ぶと、「お熱がでる」子ども
ただ
海をみたり山をみたり
波の音をきいたり、水の流れの音をきいたり
そして
そんな場所でぼんやり
風やにおい、をかんじているのが好きだった
そして
火のにおい、が大好きだった
いまも、おなじ
こちらは、かなり昔
宿泊施設だったとか
そんななごりも、のこってる
こんかいは、はじめまして、のまかちゃんを
たぬきさんたちに紹介しなくちゃ
‥な‥のに‥‥
まかちゃんたらぁ!
ツルツル廊下で滑ってるww
たぬきさん
ボクの相棒、まかちゃん、よろしくね
この日もご馳走さまでした
ゆっくりゆっくり渓流の流れと風を
山のにおいをかんじながら
心もおなかいっぱい
冬季休暇にはいられる直前のお伺い


































































