ボクの樹のした‥ママの樹のした‥ねえねの樹のした | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥





まかろんの樹

ボクの樹


この樹のしたで
ボクがはじめてお花見

‥もう一三かいめの桜


やっぱり、とっとこ


ボクの樹からは
ママの樹がみえる



ママの樹からは
ボクの樹がみえる

そのむこうには
ねえねの樹


ママの樹はすこしお年寄りだから
咲くのも散るのもはやいのよ
‥そんな母のことば



とっとこ、とっとこ


ボクの樹からは
ねえねの樹もみえる



ママの樹とねえねの樹
そのあいだに
ボクの樹


ねえねの樹のしたでひと休み

お城とボクの樹をみながら
ママの樹から、はらはら
花びらが舞ってくる

❁‧。˚.‧*❁‧。˚ ❁‧。˚.‧*❁‧。˚



おっきな筍だねっ♪

桜がいつもより早いので〜太市の筍はまだだけど

恒例の、筍ご飯ピクニック♡


ボク、筍食べないよ?


あ!おもいだした!
ボク、これ好き
ご飯が美味しいんだ




母の樹のした

まかろんの樹をみながら


花吹雪が舞うなか


いただきます


ボクのシャンパンとね


ボクのシャンパン‥

ボクのはじめてのお花見
ボクの樹のしたで、ピクニック

そのとき、たまたま
このシャンパンをあけたんだけど



ちいさなおちび‥我が家にきて二ヶ月ちょっとのおちびさんが
このシャンパンの口を、それはそれは嬉しそうになめて

ママとねえねは、大笑い

だれに似たのかしら?
なんて

それからは、このシャンパン=まかろんのシャンパン

でも、とーぜん、シャンパンもらえない坊やは
せっせと、シャンパンの匂いのコルクを、ガジガジして、しあわせそう

そして
坊やは、はじめてみる鳩さんばっかり追っかけて
ねえねは、そんな坊やをせっせとおっかけて

花見、でなく、鳩見になっちゃった(笑)

それが、坊やのはじめてのお花見
はじめての、さんにんのお花見


いつの頃からかなあ
この場所で鳩さんをみなくなった
そして
それ以来、ずいぶん最近まで
坊やのいちばんのお気に入りは
ワインコルクをガジガジすること^^
だったけど
いつ頃からか、ガジガジしなくなった
歯がわるくなったからかなあ

この場所で
三本の樹をみながら
花の匂いにつつまれていると

十二年まえのあの日をおもいだす
しあわせな時間のことをおもいだす

あ、いまもしあわせ
あなたとこうして、花のした
花のなか
とてもとてもしあわせ


花吹雪が舞って

ママの花びらが、あなたの耳にとまった


まかろん、ことしも元気でいてね

そんな声をとどけに


この日も、お気にいりのランチョンマット
これは桜染め

このかたの桜染は、お花でなく、枝で染められる
お花が咲くまえ、花のいのちをいっぱいたくわえた桜の枝で、糸や布が
花のいのちの色に染めあがる



母の樹のかたわらの山桜は
もうすっかり散っていたけれど


ことしも、たくさん


匂やかな花に逢えた










お城がのぞきみ



散りゆく花
一期一会

でもまた、逢える
きっと逢える花



八重桜の小径

咲きそめ



まかろんのお城の桜だよりno.10