しあわせのくんくん🎶
お花見ご飯なの?
おっきなロールキャベツ
と
ちっちゃなロールキャベツ
ちっちゃなロールキャベツは、玉ねぎなしの
お肉さんだけ🐾
桜のしたで、いただきましょ
ボクのぶんのキャベツはねえねが食べた♪
お部屋は、ひと足はやく
花ざかり
ママのお誕生日だね
母は、ロールキャベツが好き、というわけではなかった
というか、ひき肉がニガテ
なので、ちいさなねえねが大好きなロールキャベツを作ってくれると
自分は、キャベツばかり食べていた
それでも
母=ロールキャベツ〜をおもいだすのは
たぶん
春キャベツをごろごろ、いくつもころがして
一生懸命、できるだけキレイに葉っぱをはがして
ちいさな手で、せいいっぱい、母がキャベツにのせてくれた中身を包んだ
失敗しそうになると、母の手が、そっとたすけてくれた‥
「キレイにできたね♡美味しくなあれ♡」
そんな母の声をおもいだすからかもしれません
物心ついた頃から
母とキッチンに立つのが好きだった
お手伝いが好きな良い子、というわけではなく
ずっとおもっていたように、お料理が大の趣味だった、というわけでもなく?
いまおもうと
母と並んでなにかをするのが好きだった
ということかもしれません
なので、いまは
ほとんど、キッチンに立たない
それでも、たまあに
こうして、母の作ってくれていたとおり、そのまんま、作っていると
あの時間がよみがえる
部屋は、あたたかな美味しい匂い
家族とすごした時間の匂い
母の大好きな牡蠣フライは
ことしも、長靴ねこさんにお願い
大好きな自家製タルタルソースをたっぷり添えて
ちいさなお花見の宴
かたわらでは、母の蘭が
この日にあわせたかのように、咲きはじめた
母のさいごの誕生日にいただいた鉢
十回めの花
家族以外から誕生日プレゼントなんてもらったことない母
車椅子の膝に鉢をのせて
はにかんだ笑顔
花が落ちても
葉っぱがつやつや綺麗ねぇ‥と
ずっと、ベッドのそばにおいて楽しんでいた
そんな鉢
あれから十年
肥料をやったこともなく、植え替えもなし
〜へたに手をくわえて枯れるのがこわい
ただ、お水をあげて、毎朝おはようと‥それだけのお世話
いまは、ねじ曲がった茎が、好き勝手
あっちむいたりこっちむいたり
それでも、毎年
母の誕生日頃には、やさしい笑顔
あの年、母の愛おしんだ鉢をみるのがつらく
あるかたにお預け
そんなかたが、たいせつに一年お世話をしてくださって
みえなくなった母のはじめての誕生日まえに
「お母さまの蘭に蕾がついていますよ‥お迎えしてあげてくださいね」
そんなご連絡
そんなかたのおかげ
いまも、この鉢に、母の笑顔が咲いてくれる
庭の沈丁花‥ことしはいつもより遅かったので
この日にのこってくれた
部屋は春爛漫
今週の白薔薇は、たまたま
お気にいりの、グランオマージュ
母へのオマージュの日
ボクはふわふわあになって
ねえねの大好きな苺のおリボンつけて
‥娘のために、苺を我が家の冷蔵庫から欠かしたことがなかった‥そんな母

ママのお気にいりのデニムを着て
おめでと♡ママ♡
ママ‥
どうしてますか
お空のむこうで、げんきですか?
ボクはね
イタイあんよ
こうして、使える時間がふえています
まだまだ、かたまっちゃって動かないときもあるけれど
よっつのあんよで歩けるときがふえています
きっと、寒い季節になったら、また
三本足になっちゃうかもだけど
いまは、冬休みをおわったあんよが
とっとこ、しはじめています
こうして、ボクはすこしづつ
歳をかさねるのだとおもいます
ひとつ、また、ひとつ
不自由なところがふえていって
「ましに」なったり、「ワルく」なったりしながら
できないことが、すこおしづつふえていくのだとおもいます
それは、ボクが生まれてから
できることが、ひとつ、またひとつ
ふえていったのとおなじ
できないことが
ひとつ、またひとつ
ふえていく
ママには、できないことが、きゅうに
どさっとおそってきたけど
あっというまに、駆け抜ける
そんな、人生の最終章だったけれど
ボクは、できるだけ
ゆっくり、やわらかなペースで
ふうわりと、すごせますように
ママのぶんも
たくさん笑顔で
ねえねのそばにいるよ
かならず‥ね
love you〜
♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん&ねえね ♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝










































