おっきなお山のした〜春だけど秋♪ | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥



雨音の日

降ってはやんで
やんでは降る

そんなきのう

は、きゅうに、足早になったような

でも、我が家は


春〜♪だけど

秋〜♪


おっきなお山のした
おっきな空のした

カサコソ落ち葉を踏んで
ご機嫌なボク


この絵が、ことしのママへの誕生日プレゼント

お洋服と帽子は、ママのスカートで作ったもの


あの旅からいつのまにか‥もう七年


あなたとふたり
こんな小径を歩いた

カサコソカサコソ
落ち葉の音を足元に奏でながら


お気にいりのホテルのテラスで
お茶をした

紅葉が秋の陽にきらきら燦きながら
あしもとで舞っていた


抜けるような青空にふたり
手をのばした


傍らにはうさぎのぬいぐるみと


ちいさなうさカメが
つきそってくれた

そんな旅



母との約束の旅
しのこした約束を果たした旅

そのもっとまえ、母とカサコソ落ち葉を踏む旅をしようと
大叔母の常宿だった場所へ
でも、その年は、秋がとくにおそく
カサコソ、どころか、頭のうえは
新緑のようにあざやかな緑

来年は、カサコソ落ち葉を踏みに来ようね
カフェでアップルパイを食べて、そう指きり

落ち葉はなくても
おっきな空とおっきなお山をみて
美味しいお蕎麦やかき氷を食べた
ダイニングでは、フカヒレがとても美味しかった
お気にいりのレストランのテラスで、木漏れ日のなか、ベビーキウイやマイヤーズレモンにはじめて出逢った
県境の神社で、県境の石をまたいでみた
大叔母がかならず使っていた部屋ですごし
猫脚のバスタブのそばのベッドには
うさぎのぬいぐるみが寝ころんでた

そんな時間

そのつぎの春には
母はとつぜんうごけなくなり
カサコソ落ち葉を踏むことは永遠に叶わなくなった
猫脚バスタブの部屋は、古いぎしぎしいう階段だけなので、二度と訪れることはできなくなった



母がいなくなって翌年と翌々年
坊やとふたり、このお山のふもとへ
猫脚バスタブのお部屋には坊やは泊まれなかったけれど、おなじホテルのコテージですごし
あの部屋をみあげた



坊やはタクシーお留守番してくれて
あのときのお蕎麦やさんやレストランを訪ね
ホテルのダイニングでフカヒレを食べた

ふたりで、県境の神社さんへ行き
テラスでアップルパイを食べた
そして

カサコソ落ち葉を踏んだ
おっきな足音と
ちいさな足音
ふたつの足音が、母への手紙



あのレストランさんも、代替わりされて久しい



かつての訪れのとき、ふしぎに
ほんとうにふしぎに、ワインリストに
母のバースデーヴィンテージをみつけた
しかも、ねえねのお気にいりシャトーのワイン‥
それもその時、持ちこみしていたワイン
譲っていただいたボトルを、大切に抱えて帰った

きっと、この地は
やさしい魔法がおきる場所



そういえば、しばらくまえ



いつものお弁当に、ベビーキウイをみつけて
うれしかったなあ


こんかいも、作家さんへのお願いは、アバウト
軽井沢旅の写真たちをみていただいて
メインは、おっきなお山のしたのまかろんを‥それだけお伝えした

まかろんが、この洋服を着ることは想定外だったし
かたわらに


このバッグがあることも嬉しいサプライズ

この「まかろんバッグ」‥この作家さんと出逢うきっかけのバッグ
お友達からのやさしい贈り物



そんななかに
うさぎのバニラちゃんと、うさカメがはいってることも
しあわせのびっくり

しかも、バッグとのサイズ感がおわかりになるはずもないのに
ぴったりそのまま


母とおなじ名前の作家さん

素敵な魔法‥

やさしすぎる魔法‥


うさカメ‥

母は元気なときから
‥ママはカメさん、さっちゃんはうさぎさん
カメはのそのそノロノロだけど、ちゃんとうさぎのあとを着いていくからね‥
海のむこうで駆けまわる娘をうさぎに、家で待つ自分をカメにたとえていた

ある日、このちいさな手足にマグネットつきのぬいぐるみをみつけた娘は
車椅子の母にプレゼント
母は、とてもよろこんで、かたときも離さなかった



そう
うさぎとカメは、いつもなかよし
くっつきむし

どんなに遠く離れていても
どんなに離れてる時間がながくても
けっきょくは、ずっと一緒



そんなふたりの暮らしに、新しい家族
ワンコがやってきた

「ボクも、くっつきむし、にいれてくださいな」

それからは



うさカメ+ワンコは、ずっとずっと
くっつきむし


実際には母が旅立ってから
おなじシリーズのちいさなわんこをみつけた
そして
カメは、お話のとおり
あっというまに、うさぎを追い抜いて
遠くとおくへ駆け抜けていってしまった



それでも、きっと
いまも、いつまでも、ずっと
さんにん一緒




絵のまわりの紅葉‥
七年前、坊やと万平ホテルのテラスで拾ったお土産



毎年、秋になると、もういちど、かならず
カサコソ落ち葉の旅を
そうおもうのに
なぜか、秋になると、通院の日々がはじまる坊や

いつのまにか、七年たってしまった


もいちど、カサコソ落ち葉を
ふたりで踏もう
かならず

よっつのあんよで
いえ、六本の足で
かならず



空のむこうへのloveletter





雨音をききながら
ひきこもりですごしたきのう

雨音は、母からのメッセージなのかなあ
あなたはいつも走りすぎ
大好きなソファで、まかろんとくっつきむしして
お空をみていなさい
なんてね

ま、桜チェックには出てしまったんだけれど=(^.^)=



車椅子の樹、咲きそめ



大手門横の、毎年一番乗りの樹
二分咲き




母の樹も



まかろんの樹も



咲きそめ



ねえねの樹は、下のほうのひこばえだけが
たくさん咲いてる

片手でまかろんに傘をさしかける←絶対必要条件+片手でカメラ。。
風が強くて、すぐにくたびれて
ソファに退散
それでも

逢えてよかった

花と空をみていた日

まかろんのお城の桜だよりno.01

ps.


きのうのお夕食は
母の大好きなお寿司

そして


なにより大好物な


とり貝

こんなにおっきなの
用意してくださった


母がみえなくなって、すぐ
ご近所に移転してこられた、お寿司やさん


こだわりのネタとシャリ
そして‥シゴト


母がいたら
車椅子を押していったかなあ

あ、カウンターの高さがダメね
やっぱり、持ち帰りだなあ
走って持って帰れば、握りたて

まかろんとさんにんで、いただきましょ


ねえねは、こちらのガリ、も大好き


なくしたとき‥をおもう

だから
いま‥が、愛おしい




この年、なにをしていたのかなあ
母は、父は、どうしていたのかなあ

このヴィンテージは、とくに思い出があるわけではないけれど
20世紀のさいごの年

家族はそれぞれ、それぞれのことに夢中だったけれど
やっぱり
ずうっと家族だった



いまも‥かな‥



♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん&ねえね ♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝