母のさいごの誕生日にいただいた蘭
まだのこる雨音のなか、ゆっくり珈琲豆を挽いて
雨あがりのしめった空気のなか
お鍋をことこと
お鍋をことこと
〜ロールキャベツを、のーんびりつくって
ふわふわとわけっこ
あ、ふわふわのぶんには、塩胡椒のない お肉だけU^ェ^U
あの年のこの日
車椅子押して、ちかくのケーキ屋さんへ
ちいさな苺のケーキに、細い蝋燭一本だけたてて
ハッピーバースデーをうたった
母はすこし照れくさそうに、でも嬉しそうに
ふうって、蝋燭吹き消した
春の光がやわらかな日
さいごの誕生日
さいごになるなんておもいもしなかったけれど
やさしい誕生日
(前日まで喧嘩してたのにね)
あのケーキ屋さんはもう一昨年くらいに地元から撤退
というか、ケーキ屋さんのはいってたデパートも、去年まさかの閉店
すこしさびしいけれど
とてもやさしい思い出
きょうも、すこしさびしいけれど
とてもやさしい日
たくさんたくさん、メソメソしたし日
たくさんたくさん、まかろんの背中でゴシゴシふきました
まかろんに、ごめんなさいです
できたてのふわふわは、ゴワゴワになってしまいました
でも、そのぶん
あすは、いっぱい、笑おうとおもいます
あなたとねU^ェ^U♡













