三手先の悪夢 ~ 逆転されない将棋の極意 ~

三手先の悪夢 ~ 逆転されない将棋の極意 ~

四間飛車、捻り飛車、奇襲、入玉、完封。ドキツイ技の掛け方、序盤の盲点等。極秘性の高い戦術をひっそり公開。

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最近、渡辺竜王のタイトル挑戦のためか、

プロ棋士のソフト挑戦のためか、

将棋界も何かと賑わっているようです。

さて、

将棋倶楽部24で開催されている、24名人戦。


↓24名人戦URL

http://www.shogidojo.com/event/meijin/meijin18/shikumi.htm


このところ、7つの極意のユーザーや、

何人かの弟子から話を聞いたりするのですが、


24名人戦の醍醐味としては、

得られるご褒美ともいえる、


駒タイトル名称の獲得」

を目指すことにあると思います。

(魅力的かどうかはさておき)


そのために、


取り敢えずの目標として・・・

本選出場を目指すために、


予選から確実に勝ち星を重ねていくこと


まぁ、これは当たり前ですが(笑)

基本的なポイントだと思います。


そんな中で、

一つ考えられる問題(対策)として・・・


「対局前の準備」というものがあります。



私がつねづね思うこととして、、




ほとんどの場合、


対局する前から(8割以上)勝敗は決まってる!


のだから、


「対局中に出来る事」ってかなり限られていて


将棋を指している最中に何をするかといえば、


・盤面を真剣見つめて・・・

・良い手を探して・・・

・只管読むこと。。


くらいですよね??


いざ実戦の場になってしまうと、


当然ながら、

やることは限られてしまいます。


これは学業や仕事などでも言える事ですが(苦笑)



「オレは本番に強いから、

何の準備もいらないぜ!!」


とか、強気なのは良いのですが…



ですが、将棋を指すものにとって、


準備をしないこと


これは致命的です。


こうなってしまっては、

手が付けれません(苦笑)



将棋は実力のゲーム


ではあるのですが…


あくまで実力には、

(棋力向上)や(事前の準備)も含まれている


という事を念頭に置かねばなりません。




なにより、


いざ、対局となって将棋盤に向かうと・・・


出来ることは限られてしまいます。



ですが、


これが・・・


対局前!」 だとしたら話は別なのですよね。


単に、

定跡書を読んで詰将棋を解いて盤面に並べて


といったありきたりなことだけでなく…


事前に作戦を決めておいたり、

一人黙々と研究したり、構想を練ったり、

格言を意識したり、

集中できるような環境に行ったり、

将棋相手から話を聞いたり、

より良い知識を求めたり、


対局観戦したり、

強い相手を探し求めて

将棋道場や、将棋センターに行ったり、

将棋大会に参加したり、


将棋が強くなるための選択肢」は、


それこそ無限にあります。。


要するに・・・


本当の意味で


勝負を分かつことになるカギって



結局のところ…


対局前」 なんですよね(苦笑)




大事な一戦に負けて苦い思いをする前に、


対局前の準備、はじめてみませんか?


王位戦七番勝負も4局目ですね。


戦形は藤井九段の先手盤振り飛車になりました。


後手の羽生王位が穴熊に入りましたが、

囲いの途中に、


なんと・・・


<23手目>
藤井九段は▲6五角!

7四の歩をもぎ取る、意表の筋違い角!



<26手目>

▲5六角から3筋の歩も狙われる心配がある中、

羽生王位は△8四飛車!



<39手目>

藤井九段は▲8六歩~▲8五歩~と飛車を攻める手順に

羽生王位は△5四飛車から捌き合いを狙います。


藤井九段は一旦は角を成り込み自陣に馬を引き寄せました。



<52手目>

馬を苛める△4五銀によって一気の捌き合いになりました。



<56手目>

羽生王位が△8七歩成から猛攻に入り。

難解な終盤になりました。



<70手目>

一目、後手の攻め筋が少なく難しいところでしたが、

△7九銀と飛車取りに絡める手がありました。



<77手目>

羽生王位の△6七成銀に

藤井九段も▲5四香からの攻めあいをしました。


変化が多い局面でしたが、

この辺りで形勢がひっくり返っていた気もします。


<88手目>
羽生王位の△5八金。

▲4一角で先手勝ちと言われていた変化でしたが、

ここら辺で逆転していた気がします。


<96手目>

△5七金で飛車の利きが通った手が非常に厳しく、

この辺りで羽生王位が勝ちになっていたようでした。



最後は羽生王位が自陣に金を埋めてから

綺麗な寄せを見せて勝ちきりました。



これで羽生王位の3勝1敗。

防衛まであと1勝になりました。


藤井九段、次は後手盤になりますが

まだまだ頑張ってほしいです。


さ~て!!王位戦七番勝負3局目ですが、


実は、対羽生戦で、2勝19敗(3千日手)であり、
10回に1度しか勝っていないという非常に苦しい状況
です。


戦形は藤井九段の後手盤、

本局は、「角交換四間から△3五歩と工夫」を図りました。



<29手目>
羽生2冠が強気の▲4五歩に
藤井九段は捌きを狙って▲3二飛車。

銀の取り合いに羽生2冠の▲3七銀。

持ち駒の銀を使って受けるのでは苦しいかと思われました。


<40手目>
お互いに角を打ち合って一気に捌きあいに。。


<54手目>
△3八竜!と入った手が
直後の▲1六角と打たれて損しているように思われました。



<68手目>
△8六桂!の強襲で先手玉が寄るかどうか激しい展開。

▲同歩に△8七香車と打ち込み!

先に△6八成銀も▲同銀△8七銀▲同玉△8九竜
▲7七玉△6四香▲8八金で受けきられると踏んだ藤井九段。


<75手目>
△6五桂を打って来いといわんばかりの竜成り。
ここでは▲4一飛成りでも先手勝ちになっていたようです。



以下、羽生2冠の受けきり勝ち。

羽生さん強気の攻めあいが光った1局でした。


これで藤井九段は1勝2敗となりましたが、


藤井システムではないですが、

序盤から振り飛車側が動く」といった

なんとも藤井さんらしい将棋でした。


4局目以降も楽しみです!!