王位戦七番勝負 第3局 | 三手先の悪夢 ~ 逆転されない将棋の極意 ~

三手先の悪夢 ~ 逆転されない将棋の極意 ~

四間飛車、捻り飛車、奇襲、入玉、完封。ドキツイ技の掛け方、序盤の盲点等。極秘性の高い戦術をひっそり公開。

さ~て!!王位戦七番勝負3局目ですが、


実は、対羽生戦で、2勝19敗(3千日手)であり、
10回に1度しか勝っていないという非常に苦しい状況
です。


戦形は藤井九段の後手盤、

本局は、「角交換四間から△3五歩と工夫」を図りました。



<29手目>
羽生2冠が強気の▲4五歩に
藤井九段は捌きを狙って▲3二飛車。

銀の取り合いに羽生2冠の▲3七銀。

持ち駒の銀を使って受けるのでは苦しいかと思われました。


<40手目>
お互いに角を打ち合って一気に捌きあいに。。


<54手目>
△3八竜!と入った手が
直後の▲1六角と打たれて損しているように思われました。



<68手目>
△8六桂!の強襲で先手玉が寄るかどうか激しい展開。

▲同歩に△8七香車と打ち込み!

先に△6八成銀も▲同銀△8七銀▲同玉△8九竜
▲7七玉△6四香▲8八金で受けきられると踏んだ藤井九段。


<75手目>
△6五桂を打って来いといわんばかりの竜成り。
ここでは▲4一飛成りでも先手勝ちになっていたようです。



以下、羽生2冠の受けきり勝ち。

羽生さん強気の攻めあいが光った1局でした。


これで藤井九段は1勝2敗となりましたが、


藤井システムではないですが、

序盤から振り飛車側が動く」といった

なんとも藤井さんらしい将棋でした。


4局目以降も楽しみです!!