雨の一日。
春分の候も、昨日から次候に入り
七十二候では「桜始開」
桜の開花の便りが聞かれる頃。
今年は予報よりも少し遅れての開花のようですね。
「なかなか咲きませんね」
桜の開花を待ちわびる声が聞かれますが
「待ってるこの時が良いんですよね」
「咲いてしまえば、あっという間だもの」
と、いつも行く温泉で年配の方たちが。
この時期に降る雨は
草花の開花を促す。という意味で
「催花雨(さいかう)」
とも呼ばれますが、
開花を促すには
今日の雨は少し冷た過ぎるような。
雨が雪になるかも。
という予報も出ていましたからね。
桜を待つ時。
年明けから色々なことが起こり
あっという間に過ぎていく日々。
そんな流れの中で
「待つ」という時間は
なんだかホッとするような気持ちにもなるのです。