節分とお裾分け | Yatsugatake~妖精の森から

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八ヶ岳南麓の小さなログハウスに住むセラピストのブログ

 

今日は節分。

ログハウスでは今年も無事、豆撒きが出来ました。

 

「節分」は季節を分ける。の意。

春・夏・秋・冬の四つの季節が始まる日。とされる

立春・立夏・立秋・立冬の前日が「節分」になります。

 

本来は年に4回ある「節分」なのですが、いつの頃からか

四季の最初である春の立春前日を「節分」とするようになりました。

 

立春を元旦とすれば、

節分は大晦日。

 

農耕文化を築いてきた古人たちにとって

四季を基準にした暦は、とても重要なものであったはず。

 

新しい季(とし)の始まりを前に

邪気を払い、健康に過ごせるように願いを込めて

節分の行事を行ってきました。

 

「鬼は外。福は内。」

掛け声とともに撒く節分豆。

 

「鬼」は身体や家に溜まった邪気。

邪気を払い、福を呼び込みます。

撒いた豆には、その邪気が宿るとされていますから

食べる豆とは別にするのが良いそうですよ。

 

歳の数だけ食べる節分豆。

当たり前ですが、

年々食べる量は増えていて。

もう夕飯の代わりになるくらいの数(笑

 

今日は節分豆以外にもう一つ。

お正月に飾っていた鏡餅を、かき餅にしました。

本来は、鏡開きの日に割って頂くのですが

ログハウスで作った鏡餅は、

カチカチに硬くなってしまうので

さらに乾燥させてから砕いて揚げています。

 

かき餅作りの担当は、ログ主さん

今年も美味しく揚げてくれました。

 
揚げたてのかき餅。
手が止まらなくなる美味しさです。
お正月に神様の依代だった鏡餅ですから
これも福のお裾分けでしょうか。
 
立春から始まるカレンダー
二十四節気と七十二候が記されていてお気に入り。
明日から2024年版がスタートです。