こんにちは。ヨガセラピストのCherylです
「正しい歩き方を知りたい」というお声は時々聞かれます。
年齢にかかわらず正しい歩き方をしている人は実はそれほどいないのではないかと思います。
プロについて徹底的に歩き方を習ったり，矯正されたりしたら正しく歩けるかもしれませんが，ごく一般の私たちは正直難しいのではないかと感じています。
歩き方の癖，骨格，それらが形作られたこれまでの人生があるからです。
シニアヨガに参加されている方が「かかとから着地して親指で蹴り出すんだと教わった」とお話しくださいました。
私もそのような歩き方をどこかで（Youtubeとか笑）観ました。
しかしですね，言葉で「ああやって，こうやって，こうするんです」と言われて試したとて，多くの人は頭で考えてロボットのようなぎこちない歩き方になるのでは
と思うのです（私がそう
）
足だけの問題ではなく，股関節や骨盤の動き，上半身の動きまで関わってくることだからです。
特に杖をついて歩くシニアの方は，そもそも頭で考えながら歩くのは危ないです
転びます
私の所属するヨガセラピーの「シニアヨガ」講座では，シンプルに「親指とかかとの内側に重点を置いて歩くように伝えるとよい」と習いました。また蹴り出すのではなく体重を左右交互に乗せ換える感じで，と。
それを伝えると，「わかりやすい！実際足がしっかり地面を踏める感じがして安定した！」と報告してくださいました。
よかった
足って重要，と今さらながら感じています。
