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甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

 日経新聞の夕刊のテレビ欄、「TⅤウォッチ」にわかぎゑふさんの、ちりとてちんの感想が載っていました。

 NHKの朝ドラというと、トンチンカンな発音の関西人に辟易すると書いてあって、関東在住の私は、へぇ~と思ったのですが、今回の喜代美ちゃんは、好感の持てる綺麗な大阪弁を話すと、お褒めの言葉をいただいていることにも、へぇ~と感心しました。

 徒然亭の一番弟子、草原さんはもともと桂吉弥さんという噺家、これは全然知らなかったのですが、小草若さんは狂言師なんですね。そういえば、なにかのCMで見た事ある・・・。ストーリーの面白さもさる事ながら、キャストも豪華なんですね。


 でも、喜代美ちゃんが密かに思いを寄せている草々さんが、清海ちゃんにうっとりして、清海ちゃんの方もまんざらでないなんて、とてもせつな過ぎる展開ですよね~。

 

 やっと復活しました~。夜通し仕事をして、朝、書類を提出し、ホッと一安心。しかし、今回はかなりぎりぎりでした。

 深夜、疲れて、宝島ブログを見に行くと、井上さんが更新していて、ああ、井上さんも今起きてるんだ~・・・と元気づけられ、再び仕事へ。


 先週観た、「エンタの神様」の、名前は思い出せないのですが、「ヤバババーイ!かなりヤバクナーイ?」と踊りながら歌っていたコンビのそのフレーズが、耳の奥でずっと鳴っていて、振り払おうとしても、できなくてため息をついてました。好みは置いといて、なんだか耳について離れないフレーズってありますよね。小島よしおの「そんなのカンケーねえ。」はどうでもいいのですが、「下手こいた~!」は、無意識に結構つぶやいてしまいます。


 今年の流行語大賞が決まったみたいです、私には、それに選ばれたから一発芸で、来年消えてしまうということより、やっぱり、今の日本のみんなが感じている気分を、一番表してるものが賞をとるのかなぁという気持ちです。年齢、性別、環境はいろいろでも、みんなの気持ちを代表していたら、それはそれで、すごいことだなぁと思います。

 嫌な予感どおり、初高座の大事な所で先にオチを言ってしまい、逃げるようにその場を去る喜代美ちゃん。追いかけてきたお母ちゃんに、「お母ちゃんが見に来たからや~!」とやつあたりするも、「失敗したら何度でもやったらいいやん。」となぐさめられ、抱き合って泣く喜代美ちゃんを見て、様子を見に帰ってきた師匠は声をかけず、複雑な表情でその場を去ります。

 よかったというより、眉を寄せて考え込む風なのが気になって、今日の回を見たら、「修行中の身で親に甘えるとは何事だ。」と怒っていたので、うわ、厳しいな、こういうことだったのかと納得。師匠の表情はこの所キーポイントになってるなぁ。


 ガチガチに緊張して頭が真っ白になったり、もう二度と取り返せないんじゃないかという失敗をしてすごく落ち込んだことって、今でも、思い出したくないけどすごく鮮明にそのときの気持ちを思い出すことが出来ます。

 普段、子どもたちに口うるさくしてしまって、うるさがられて、後で自分でも反省するのですが、考えてみると、自分の過去の失敗を子どもにさせたくない気持ちが無意識に働いて、つい先回りしていろいろ言ってしまうのかなと思います。

 でも、まず、思い出したくないような頭を抱える失敗をして、もう二度とあんなことを繰り返さないためにどうしたらいいか真剣に考えることが、人間的成長の始まりなのかもしれません。自分が一生懸命この歳までしてきたことは、同じ失敗を繰り返さないために、なんとか物事の本質を理解しようということだったように思います。


 喜代美の死んだおじいちゃんが、箸作りになぞらえて、「がらくたのようなものでも、いろいろ重ねて上から磨きをかけるときれいな模様になって浮き上がるけど、重ねたものしか出てこないんだよ。」と言っていた言葉が、改めて心に沁みます。


 兄弟子たちが喜代美ちゃんの気持ちを立ち直らせようとあれこれ手をつくし、草々さんと喜代美ちゃんが楽しそうに料理を作るのを見て、師匠が「女は厄介や。」とつぶやくのにも、いろんな意味がこめられていそうで、また明日が楽しみです。